今やるべきことに思考と行動を集中すれば、問題は解決できる。どうでもいいことはスルーして、やるべきことに集中しよう。
■ほとんどのことは大した影響がない
毎日いろんなことがある。だから考えなきゃいけないこともいろいろある。そして考えれば考えるほど、心がザワついて落ち着かなくなってしまうことも、いくつかあったりするでしょう。
でも、いくつかある、心がザワつくことの一つ一つを、冷静かつ客観的に見てみれば、実のところ今すぐどうにかなってしまうほど、あなた自身や身の回りの誰かに危険が及ぶものかといえば、実のところそうでもない。
そもそも、日常的に考えこんだり、頭を悩ませることのうち、そこまで考えたり頭悩ませたりするほど、重要なことってホント言えばそんなにない。
そりゃ確かに、ちょっとしたことで気になってしったり、不意に視界に入ってしまったことが気になって、どうもムズムズして気分が落ち着かないということはある。
電車で隣に立った人のスーツの上下の色が微妙に違ってたり、前を歩くオネーさんのストッキングが伝線してたり、ネオンの看板が切れて一文字消えてたり。一度気になってしまうと、気になりっぱなしで心がまるで落ち着かない。そんなことはありますよ。
でもね、それを気にすることが、あなたにの今と未来にとって、どんな意味があるんでしょう。それ気にすることが、あなたにどんな恩恵をもたらしてくれるのか。
仕事や人間関係で当てはめても同じことですよ、今気にしたところで意味のないこと、メリットなんかまるでないこと。そんなことに意識を奪われて、そこにエネルギーを費やして、前に進むことができなくなって、目の前のチャンスさえ取り逃すことになるんです。
周囲の人の顔色、形式や慣習、あの人がどうしたこうしたなど、そしてあなたの過去の失敗など。今それを気にすること、そんなことにエネルギーを費やすことが、今ホントに解決すべき問題の解決につながるのか。未来の幸福につながるのか。それほど重要なことなのかってことですよ。
もちろん、形式や慣習が大事な場面はある。他人の顔色見ながら大人の対応しなきゃいけないこともある。でもそれはそれ。誰だってそういうときはそういうときで、自然とそういうことにも気を配れるからいいんです。
そんなこと気にしなくていいときでさえ、あれが気になる。これが気になる。心配でそわそわする。って、そこ気にしてるのはあなただけだから。しかもそこ気にしても一文の得にもなりませんから。
よく考えてみればいいんです。自分にとって今気にすべきこと、今やるべきことは何かを。ホントに守るべきもの、手に入れたいものは何かを。今気にしてもしょうがないことを気にして、それで行動を止めていいのか。チャンスを取り逃してもいいのか。
そこで、今考えなくてもいいようなこと考えたり、課題解決にはつながらいようなことに力を注いで、取り組むべきことに取り組まずに先延ばしにするから、やがて後悔することになるんです。
<参考過去記事>
今できることをやるから、やがてホントに求める結果が手に入る。今できることを先延ばしにするから、やがて結果に失望する。
もし今、本当に集中すべきことに集中せず、さほど価値があるとは思えないことに、今考えてもしょうもないことに意識を集中してしまっているなら、もう一回集中する先にセットし直しですよ。
あれやこれやと、考えなきゃいけないことがあるのはわかる。でもそのほとんどは、今考えなくても大した影響ないこと。ホントに影響するような大事なことに集中すればいいんです。
■時間と労力は価値あることに費やそう
集中すべきことに集中し、やるべきことはやる。それ以外の今やらなくていいこと、今考えなくていいことは後回しでいいんです。
否定的な感情についても同じことですよ。何をやるにしたって、リスクを含めネガティブな要素はゼロじゃない。それこそ未来がどうなるかはわからない。明日豆腐の角に頭ぶつけて死ぬかもしれない。それを考えだせば感情は否定的になり、モティベーションも急降下。
にも関わらず、わざわざ重箱の隅をつつくように、あれこれとネガティブな要素を見つけてきては、できない理由や、やらない理由、あの人がダメな理由や、自分がうまくいかない理由について、ダラダラと考えたり言ったりしてみる。
まあそういうこと言うのが好きな人もいますから。それはそれでいいのかもしれませんがね。でもそれ言ってて、話しが前に進むのかってことですよ。そうやって色んなネガティブな要素を並べてて問題が解決すんのか。それが今と未来の幸福につながるのかってことですよ。
もちろん、重大事案として対処が必要なことであれば、それは対処すればいい。軽減できるリスクなら軽減すればいい。でも言ってたところでどうにもならないことや、大勢に影響ないことなら、スルーすればいいじゃないですか。んなこと言ってる時間とエネルギーがホント無駄。
同じ労力、同じエネルギー、そして同じ時間を使っているはずなのに、常に望みの結果を手に入れる人と、同じところを堂々巡りで何も手に入れられない人。その違いの理由の多くはそれでしょう。
そんなこと気にしてて何か良くなる? それを言っててメリットあんの? それはそんなに騒ぎ立てるほど重要なことなの? ということに時間と労力を費やして、不安と心配に心奪われるだけ。そして何も得られない。無駄でしょ。マジで。
それ考えてる時間と労力を、どうすればもっと良くなるか、どうすればその人との関係を深められるか、そのために具体的な行動として何をどうすべきか、を考えて行動する時間と労力に変換するだけで、それこそほとんどの問題は解決しますよ。
だいたいにして、そういうどうでもいいこと考えてるとき、否定的なことばっかりが見えてくるときってのは、動いていないときだったりもするんですけどね。だから、思考が前に進んでいないと感じるならば、先に動いてしまうというのもアリでしょう。
<参考過去記事>
不安や心配のほとんどは、決めて動いてしまえば手放せる。止まっているより動いているほうが、ポジティブなイメージを描ける。
どうしても弱気になってしまったり、不安と心配に心が支配されてしまいがちなときは、少し冷静になって考えてみればいいんです。それって今考える意味あることか。それって今と未来の自分にメリットあることなのか。それって命に関わるような重要な問題なのか。と。
ほとんどのことは今考えなくても問題もないし、今と未来に大した価値など生むことじゃないんです。だったら、今と未来のあなたにとって価値あることを考えればいいんです。そこに時間とエネルギーを集中すれば、ほとんどの問題は解決できますから。
それに何より、どうでもいいこと考えて悶々としているより、自分がハッピーになれる方法を考えて、それを実践したほうが気分がいいし、ビールも美味いってもんでしょ(^。^)y-.。o○
思考をやるべきことに集中させるには。
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