相談に乗ってくれる相手は、あなたが決断するから見つかる。目標を設定すれば、最高の協力者を引き寄せる。
■決めてないから、相談しても答えが出ない
誰かに相談はしてみたものの、どうもいまいちスッキリしないし、答えも見つからない。どうも事態が好転する気配がない。
色んなとこで色んな人に相談し、色んな角度から意見も聞くが、なかなか先に進まない。あーやっぱり私の悩みは誰もわかってくれないの。
そもそも、人に相談するに際して、あなた自身が求める答え、あなた自身が得たいアウトプットをはっきり持っていれば、そういう悪循環に陥ることはないんです。それがないから、見当違いな相手と見当違いな話しをして、ただグダグダなだけの時間の浪費になる。
あなたが他者に相談することで、何を得ようとしているのか。相談した結果としてどんなアウトプットを出したいのか。それがはっきりしていれば、あなたが相談すべき相手も、相談すべき内容もおのずと決まるし、答えが見つかるはずなんです。
あ、でもね、単にグダグダになるのが目的ならそれもいい。とにかく愚痴ってすっきりしたい。発散したい。それはそれでいいじゃないですか。でも、それって別に相談でもなんでもない。
ちなみに僕が毎朝無料で配信している小川健次メールマガジンや、毎朝一言のLINEのメッセージが少しグダグダ気味なのは、愚痴ってるからじゃありません。
あなたが抱えている問題について、どのような解決方法があるのかを知りたい。新しいことに挑戦するにあたって、いくつかの方法から最適な選択をしたい、など。あなた自身の決断と行動のための参考にするために、他人の意見に主体的に耳を傾けるのが、相談ってやつですよ。
すると必然的に相談すべき相手もわかる。料理をやったことのない人に、揚げ出し豆腐のつくり方を相談したって、話しが先に進むわけない。だったら和食を料理する人に相談すればいいだけでしょ。
まあ、それでも揚げ出し豆腐って決まってるならまだマシで、私はどんな料理をつくるのが向いてるかしら。私に向いてる料理の作り方を教えてよ。と、相談されたところで、それこそ答えなんか出るワケない。誰に相談すべきかだってわかりませんよ。
あなたが誰かに相談することで、本当に役立つ情報を得たいと思うなら、まずは自分が向かいたい場所くらいは決めておくことですよ。そしてその分野での、知見や経験を持つ人に相談すればいいんです。そうすりゃグダグダになりようがない。
それにね、はっきりとした目的意識ない相談なんてのは、完全なる気休めですよ。同時に、自分自身に対しての言い訳の担保にしかならない。
あの人がそうしろと言ったからやったんだ。あの人が反対するから諦めた。今の結果はあの人に相談したから。こうなったのはあの人のせい。って、ちょっと待て。それあの人関係ないから。あの人は意見を言っただけ。決めたのあんた自身でしょ。
要するに自分で考えたくない、自分決めたくない。自分自身のことに責任を負いたくない。だから、逃げ道作るために、相談という名を借りて、とりあえず適当な他人の意見を聞きに言ってるだけなんです。まずは自分で決めなきゃ何も起きませんよ。決め方わからなければ、僕のところに来れば教えますって。
<参考リンク>
まずは自分で決めることでしょう。その上で、その決断をより良い結果に結びつけるための方法を相談する。もしくは、決めるために必要な情報の収集を目的に相談する。あなた自身で決断を下す覚悟がなければ、誰に何を相談しても同じこと。
そしてあなたが決める覚悟が持てるなら、相談に乗ってくれる相手が見つかる。その場ですぐではなかったとしても、あなたにとって最適なヒントや答えが生まれるんです。
■決断を最大限に活かすために相談する。
あなたが道に迷ったとき、道を歩いている人に声をかけて、私はどこへ行けばいいですか? と相談してみるといいですよ。間違いなく、そもそもあんたはどこ行きたいの? と返ってきますから。それ普通の反応。
神楽坂の周辺で、善國寺に行くにはどうすればいいですか。と聞かれれば坂を上がって行って左側だと教えてくれる。仮にその人がわからなければ、スマフォで調べてくれるなり、交番の場所教えてくれるなり、少なからず問題の解決に向けて建設的な情報を与えてくれますよ。
そこまで具体的じゃなくてもね、飲みに行きたいので飲み屋街はどこでしょう。有名な観光スポットはどこですか。と意図が明確に伝わる相談であれば、相談されたほうも建設的な提供はできる。お互いにとって無駄がないんです。
つまり、その人が、誰に何を相談しようとしているか。その相手と内容を見れば、その人がどのくらい、それを真剣に考えているか、本気で取り組もうとしているかがわかるというもの。
本気じゃないときほど、的外れな相手に、的外れな相談をし、結局何も答えが出ない。いや、そもそも出す気がないし決める気もないんです。
答えを出す気も決める気もないから、同じことの繰り返し。同じようなセミナー行って、同じような本読んで、同じような人に相談する。そしていつしか、そのループ自体が目的化。そうやって問題意識を持てる、意識高いオレかっけー。
だから、まずは行きたいところ、向かうべき方向性を決めることです。そうすりゃ必然的に、その分野で先を行く人、詳しい人がわかる。その人に相談すればいいでしょ。すると参考になる意見を聞ける。求める情報が手に入る
もちろん、その意見の好き嫌い、合うう合わないはあるでしょう。それを実際に受け入れるかどうかは別にしても、知見が拡がって自分の思考に幅を持たせられる。客観的な意見を切り口に、洞察をより深めることだってできるじゃないですか。
あなた自身が決めていないと、誰の意見を聞こうが、どこで相談しようが、あっちフラフラこっちフラフラで同じことの繰り返し。挙句の果てには、誰も私のことをわかってくれない、みんな冷たい、って責任放棄で人のせい。
それにね、あなたが、行きたいところ、向かうべき方向性が決まっていれば、必然的に思考と行動もそちらに向かう。するとアンテナがそちらに向かって張りめぐされるから、関わる人も変わってくる。相談すべき人、アドバイスをくれる人もあなたの前に現れる。
<参考関連記事>
決めるのは自分なんです。相談相手を探さずに、決めてくれる人を探したところで、誰も決めてやくれませんよ。だけども、あなたが決めれば、その決断から最大の効果を生み出す方法について、相談に乗ってくれる人はいる。誰かがあなたに力を貸してくれる。
だからホントは相談相手なんかどこにでもいる。あなたの力になってくれる人もたくさんいる。協力者や助言者に出逢えるかどうか、それはまずあなたが決めて、あなた自身の軸をはっきりさせているかどうかってことでしょうな(^。^)y-.。o○
<向かうべき方向性を見出す方法を、個別具体的に>
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