他人からの評価は、明確な目標を設定すれば気にならなくなる。進む道が決まっていれば、他人の言葉に右往左往しなくなる。
■聞かなくていい話しを聞くから疲れる。
ときに自分を振り返り、目指す未来に対して、今の時点でどの程度までそこに近づいているかを考える。評価の基準はあくまでも自分自身。
とはいえ、日々の忙しさに流れてしまうと、評価の基準を、つい自分じゃなくて他人に置いてしまいがち。あの人と比べてどうか。あの人の言うことに対してどうか。あの人からの評価はどうなのか。
そりゃ人間一人で生きてるワケじゃない以上、他人からの評価を気にしなければいけないこともある。他人の目を完全に無視することはできないでしょう。
上司に嫌われれば出世はできない。取引先から信頼失えば取引停止。配偶者とうまくいかなければ、それこそ家庭裁判所で話し合い。
良くも悪くも他者からの評価によって、自分のポジションが守れたり、協力し合って、さらなる高みをを目指したりすることができる。そういう意味で他人の評価は気にする必要はあるでしょう。時と場合によって大人の常識としても必要なこと。
だとしても、他人からの評価ばかりを優先し、それを気にするあまりに、本来自分が目指していたものを諦めなきゃいけなくなら、そりゃ本末転倒。
僕だって、このブログをはじめ、毎朝無料で配信している小川健次メールマガジンや、毎朝一言のLINEのメッセージも、多少は読んでる人のことを考えてる。とはいえ、あまりに迎合していたらあなただって読まないでしょうし、僕だって面白くないからやりませんよ。
自分がどうしたいかよりも、自分がどう思われたいかにばかり気がまわり、結局やりたいことは何一つできない。そして後になって言うんです。周囲の人がこう言ったから。あの人がそう言ったから。
もちろん目指す目標への手段として、セルフブランディングも必要になることもある。自分という人間を正しく、かつ営業的に都合良く見せるにはどうすればいいか。でもそれはあくまで手段であって目標じゃない。
どうすればあの人から好かれるか。自分が嫌われないようにするにはどうすればいいか。自分を大きく見せるにはどうしたら。そんなことばかりを先に考えてたら、本当に目指すべきゴールになんか辿り着かない。
だからこそ、まずは目指すべきゴールを設定する必要がある。そのための方法については、このブログでもずっとやってる話しですが、さらにもうちょっと深堀してディープな話題を交えながら、動画や音声を中心に紹介しているのが、最近スタートした以下のサイト。
<参考リンク>
順序が逆なんですよ。仕事でも結婚恋愛でも、それこそ日常の人間関係すべてにおいて、まず考えることは未来の自分がどうなっていたいか。そのために、どういう人と付き合い、どういう人との関係を深めていきたいかでしょう。
そしてそれを実現するために、自分は周囲から、どういう評価をされるのが最適なのかを考えればいい。そこを端折るから、目先のことで誰にどう評価されたか、あの人に好かれてるか嫌われてるか、そんなことで右往左往する羽目になる。
■生きるのは他人の人生ではなく自分の人生。
最初に考えるべきは他人からの評価じゃない。あなたの生き方や考え方。あなた自身がどんな未来を手に入れたいか。そのために自分は何をすべきなのか。
あなたの明確な目標や、やりたいと思うことがあり、そこに効率よく辿り着くために、周囲の人から視線や評価を気にする必要はある。でも、それはそれで別にちゃんと考えればいいことですよ。
単にあの人から批判をされるのではないか。おかしなヤツだと思われるのじゃないか。嫌われるのじゃないか。そんなことばかりを先に気にしてたら何もできない。
だって生きるのはあなた自身の人生なんだもん。別に他人の価値観に従って、他人の人生を生きたいワケじゃないでしょう。ならば自分を優先。自分が納得できること優先。他人の評価は参考意見。他人は責任取ってくれないし。
それでも、上でも少し触れたように、他人からの評価を、自分で何もしない言い訳に使いたいなら、それでもいい。他人の評価というヤツは、臆病者にとっては最高かつ最強の言い訳アイテム。
皆が止めとけというから。あの人が反対するから。やらない理由は人のせい。ちょっと壁や試練にぶつかったときも、ホントは自分がやりたかったんじゃない、あの人がそう言ったから。ボク悪くなーい。そんな口実として結構使える。
他人の評価よりも、自分でやりたいと思ってやること、自分で決めたことってのは言い訳できない。その分プレッシャーはあるかもしれない。
でもね、その分ちょっとやそっとのことじゃ諦めませんよ。モティベーション高く充実感を味わいながら取り組める。それに何より結果がどうあれ自分で自分に納得できる。ビールが美味い。だからその経験を未来に活かせる。
それにね、人ってのは良くも悪くも他人のことに無責任。だから評価だってその場そのとき気分で変わる。言うことだって昨日と今日とで全然変わる。そんなもん気にして、それに振り回されるのもバカバカしいでしょう。
他人が何を言うか。どう評価し、どう批判するかなんて気にかけるだけ無駄。その人はその人の世界の中で生きている。ならばこっちはこっちで自分の世界を生きればいい。よそはよそでうちはうち。
それであなたを嫌う人がいたところで、華麗にスルーしとけばいいんです。あなたを嫌う人はいるかもしれないが、あなたを愛してくれる人もいる。
<参考過去記事>
評価や批判も建設的で聞く価値あれば耳を傾ければいい。参考になることは参考にすればいいんです。でもそれは、自分が目指すゴールに近づくための手段としての一つに過ぎない。まずは自分の目標。向かうべき未来。
逆に言えば、明確な目標が定まっていて、向かうべき未来が鮮明になっていれば、他人からの評価や批判に右往左往することなんかなくなりますよ。誰が何を言ったか、あの人に好かれているか嫌われているか。んなモンは関係なくなる。
すると、不安も消えて心がブレない。だからこそ結果的に周囲の人からの評価も高まるでしょうし、信頼されるようになるってことでしょうな(^。^)y-.。o○
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