■信頼信用しているからこそ手放せる
人間できることに限界はある。もちろん可能性は無限大。でも現実社会でできることには物理的にも限界はある。それはもうしょうがない。
そして限界を超えた先のことには手が及ばない。無理。それはもう無理です。
なので無理な領域のことであれこれ悩むことは無駄。悩んだってどうにもならない。陽は西からは昇らない。過ぎた昨日は返ってこない。
だからやることやったら手放すことも必要ですわ。良い意味での開き直り。どうにもできないことに固執しない。やるだけやったら後は手放す。
人間関係でも同じこと。相手の心は支配できない。最後は相手が決めること。伝えられることを伝えたら、あとは手放す。最後の最後まで交渉したら、あとは手放す。相手を信用して任せてしまえ。
世の中のすべては自分の思い通りにいかないですよ。
思い通りにやってる人は、思い通りにいかないことを知っている人。だから思い通りにいかないところは、やることやったらスパっと手放す。それが思い通りの結果を呼び込んでいるだけでしょう。
まあ手放せるというのはそれだけ自分のやってることを、そして相手のことを信用、信頼しているということでもあるんでしょうがね。手放してくれる、つまり相手を信用信頼してくれているということが伝わる。だから結果的にうまくいく。
逆に自分も他人も信用、信頼できない人ほど、どうにもならないことやどうでもいいことに固執するもんですし。
手放したりゃいいんです。どうせそっから先は自分じゃどうにもならない。
それまで自分がやってきたことはもちろん、目の前の相手を信頼して、あとは野となれ山となれ。
とはいえ中途半端に放り投げるのは単なるやっつけ仕事。そんなのは無価値で無意味。主体的に自分や相手を信じて手放すこととは意味が違う。
やれるとこまではやったらいいんです。伝えられることまでは伝えればいいんです。そこまでは力を尽くす。そしてそれ以上のことは手放す。そっから先はあれこれ考えないし、くよくよしない。
どうにもならないことで心をざわつかせているよりも、次の課題にさっさと切り替えるほうが生産的。っつーか、どうにもなならいことで凹んでいるより、さっさと手放して酒飲んで遊んでたとほうが精神衛生上も健全ってことですわな。
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