理想どおりの相手なんていなくても、理想どおりの付き合い方はできる
■理想が間違ってれば先にはすすまない
欠点というか、いわゆる欠陥と言ってもいいような要素は、誰だって一つや二つあるもんです。
ごく一般論としての欠点や欠陥はもちろんのこと、ある特定個人から見た場合に限って、許せないことや、我慢ならないことってありますわな。
まあそりゃ人間だからしょうがない。
完全無欠の人間なんてそもそもいないもんですわ。
あなたにもあるし、僕にもある。
そんなことは誰でもわかってはいつつも、仕事上の人間関係であれ、結婚・恋愛におけるパートナーであれ、欠点のない理想の相手を求めるもんです。
求めるのはいいんです。
どうせ求めるなら理想は高く。マイナス要素は無いほうがいいに決まってる。
そして、その理想の相手像を鮮明かつ詳細にイメージする。その相手が目の前にいるようにありありと、そしてはっきりと。
それもまた理想の相手とめぐり逢うために必要な要素の一つ。
が、先にも書いたように、どんなに鮮明にイメージしても、現実に出逢う人間には、必ずどこかに欠点があるもんです。
だから出逢った相手への評価を、理想とどう違うかという減点法であれこれ考えると、話しが先に進まなくなる。
それに、前提としての理想の相手像が現実感に乏しければ、なおさらのこと。
俺についてこーい!って引っ張ってくれる男性が理想。
って、そんな男はいません。男は結局女性に引っ張られるもんです。
おしとかやで三歩下がって自分をたててくれる女性が理想。
って、そんな女はいません。女は結局男を引っ張っていくもんです。
というように、理想と現実のギャップってのは必ずあるわけで、そこを無視していくら理想ばかりをイメージしても、だいたいいき詰まってしまいますわな。
■どんな付き合い方が理想か
理想との違いを認めつつ、欠点も含めてその相手を認められる。つまり落とし所が見つかればそれが一番話しが早い。
とはいえ、それだとなんだか「妥協」という、消極的な姿勢に感じるのでいまいち納得感が持てない。
だから、理想の相手をイメージする際に、理想の「付き合い方」をイメージすることを忘れないことです。
重要なことは、自分の理想の生き方や達成したい目標に対して、どんな相手とどんな付き合い方ができると、理想の生き方に近づくことができるかどうか。
主体は相手のパーソナリティではなく、あくまでも自分の生き方や達成したい目標。
そこを飛ばして、ただ人物像としての相手の理想ばかりを考えると、現実感が乏しくなる。
それに何より実際に出逢っても、その人物の理想とのギャップばかりに目がいくから、結局関係性はそれ以上に深まらない。
いや、別に飲み友達探すんだとか、一晩よろしく付き合える相手を探すんであれば、それこそその場凌ぎでタイプが合う合わないで考えればいいんです。
仕事を含め、恋愛や結婚など、自分の生き方に重要な影響を与えかねないパートナーを探したいと思うのであれば、まず相手とどういう付き合い方をしたいかをイメージすることですわ。
そしてその上で、そういう付き合い方ができる人物ってのはどういう人かということを考え、そしてそれをイメージすればいい。
不思議なもので、そのイメージが出来上がってくると、そういう人が突然目の前に現れたりするもんです。
というより、実は近くにいたことに気付いたりすることがよくありますわ。
だから理想どおりの相手なんかいなくても、理想の付き合い方ができると、それが理想の相手になるってことですな(^。^)y-.。o○
理想の相手と理想の付き合いをする方法はこちら。
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