別れるべきか迷うなら、あなた自身が決めればいい。相手任せにしなければ、結果はどうあれ納得できる。
■決めれば納得感が変わる
今というこの瞬間は、過去の積み上げによって成り立っている。過去があるから今がある。それがどんな本意だろうが不本意だろうが、今は過去の結果であるという事実は揺るがない。
揺るがない事実を否定してもしょうがない。あなたの今がどうあれ、その原因は過去にある。その過去について、今さらあれこれ言ってみたところで、時計の針は逆回りはしないのだから。
そして同時に、今は常に未来に向かって動いてる。今この瞬間、あなたが何をしていようと未来は必ずやってくる。納豆こねくり回してようと、ボケーっと口開けながらスマフォ見ていようと、金持ちだろうが、そうでなからろうが時間は過ぎる。毎分毎秒、歳を重ねて老いて死に向かう。こればっかりは抗いようがないことですよ。
ならば、どうせやってくる未来は、理想どおりでありたいと思うもの。ぼんやりとでも頭に描いたイメージのとおり、理想が形になれば言うことない。小川健次メールマガジン読んでてよかった。そう思える未来なら、それに越したことはないでしょう。
とはいえ、現実というヤツは、そうはカンタンに物事を思い通りにしてくれない。いちいち余計な邪魔をする。おかげで、なかなか理想どおりにならないこともある。もちろん、ホントに理想どおり、望みどおりの未来を迎えることができることもある。だけども、微妙に異なったり、ガックリくる結果だったり、そうじゃないことも多いもの。
まあ、望んだとおりの結果だったら、それはそれでいいじゃないですか。万々歳で次も頑張ればいい。そこで気を緩めずに、さらなる人生の拡充のために力を尽くせばいい。
ホントに大事なのは、理想通りじゃなかったとき。今一歩望んだ結果に届かなったとき。そうなったとき、あなたがその現実をどう受け止め、どう次の糧に活かすことができるのか。そこですよ。
不本意な結果だったとき、その状況に対して、あいつが悪い、こいつが悪い。私をフッたあのクソ野郎のせい。あの人が私の気持ちをわかってくれないからだ。私は不幸で運がない。状況がどうの、環境がどうの。そうやって、言ってもしょうがないこと、解決のしようもない、自分以外の何かに責任を求めるのか。
あれは自分で決めたこと。あそこで私の想いが足りなかった。あのときの自分の至らなさがこういう結果になったんだ。ならば、次はこうすればうまくいく。今度は自分のここを改めれば、望みの結果に近づくことができる。そうやって自分に責任を求めて、もっと良くなる方法を考えるのか。
やがて必ず訪れる未来。結果がどうであれ、つきつけられた現実に対して、どちらの自分でいることが、あなたにとって納得感があるかってことですよ。
<参考過去記事>
そして、未来がどんな結果であれ、納得感を得られるあなたでいるために、今のあなたが何をすればいいのか。今は未来の原因である以上、今のあなたの思考と行動が、未来をつくる。
その答えはカンタンなんです。あなた自身が状況環境に流されることなく、あなた自身が決めること。他人が何を言う、他人がどうこうする、ってことは関係なく、あなた自身があなたの判断で決めることができれば、結果はどうあれ納得できる未来になるんです。
■あなたにとって納得できる決断とは
言うまでもないことですがね。未来のことなんか、誰もわかりゃしないんです。占い師に、あなたの人生絶好調! と言われた帰り道に、車に轢かれて死ぬことだってある。彼から別れのLINEが来ることだってあるでしょう。人間万事塞翁が馬。いつどこでどうなるかなんて、誰もわかりゃしませんよ。
もっと言えば、今の判断や決断がホントに正しかったかなんてのは、そのとき結果が出てみなけりゃわからない。それが正解か誤りかなんてそのときになってみないとわからない。
なのに、今の時点であれこれ迷ってても、答えなんか出るワケがない。今この瞬間あなたがこうしていることを、10年前のあなたが予測してたかといえば、そうじゃないでしょ。それこそ昨日の時点で想ってたこととさえ、今日は違うあなたになっていることだてあるでしょう。
だから自分で決めるしかないんです。決めないとわからない。でも、その決めるという重要なプロセスを、他人の気分や、状況環境に任せてしまえば、結局それは他人任せ。状況任せの人生ということ。
別れるかどうかは彼次第。ここで転職するかどうかは、あいつ次第。会社次第。いや、それはそれで、周囲とのバランスを考えなきゃいけないときもある。でもね。全部が全部それだったら。ホントに他人や状況環境に乗っかってるだけ。結局あんたはどうしたいんだ。ってことでしょう。
そうして自分の決断放棄して、他人の意見他人の顔色、彼の態度が、彼の気持ちが、ってことばっかりを理由にして、その流れに乗っかってしまうだけ。
すると、望みどおり期待どおりの結果にならなかったとき、その悔しさのやり場がなくなる。だから、言うんです。あいつがこう言ったからだ。彼がこういう態度だったから。状況が環境が。私は悪くないけど、あいつが悪い。運が悪い。そしてただ凹み、いつまでもズルズルと引きずることになる。
だからこそ、自分で決めることが重要なんです。あなたにとって価値ある未来になるんです。だって、自分で決めたこと。そりゃ不本意な結果であれば、悔しいだろうし、泣きたくもなるでしょう。でも自分で決めたことだから納得できるし、自分のことなら改善して、もっと良くすることができる。その経験が未来の糧になる。
<参考過去記事>
未来のことなんか、そのときになってみないとわからない。だからこそ、もっとも大事なことはそのとき、どんな結果であれ、あなた自身が納得感を得られるかどうか。出た結果に対して自分の責任と真摯に向き合えるかどうか。それをさらなる未来の糧にできるかどうかでしょう。
ボーっとしてても時間は過ぎるし、どうでもいい関係をズルズル引きずっているだけでも歳はとる。状況環境他人任せもいいですよ。でもね、どうせくる未来。その未来の原因である今。その今の決断や判断を、あなた自身がするのか、別の誰かや何かに丸投げするのか。そのどっちがいいのか。それを決めるのも、あなたってことですわな(^。^)y-.。o○