言葉にするから、潜在意識が望みの結果を引き寄せる。想いを口にするから、支えてくれる人が現れる。
■発した言葉が現実になる
そこに意図があろうがなかろうが、目や耳を通じてあなたに入ってきた言葉は、脳内で自動的にイメージになる。
それが悪い言葉だろうが、良い言葉だろうが、誰かを褒める言葉であれ、非難する言葉であろうが関係ない。言葉を見聞きするのとほぼ同時に、それはイメージとして描かれる。
「スイカ」と聞けば、あの緑と黒の縞々模様。包丁でざっくり切ったときに出る赤い実の色。そして黒い種。そんなイメージが頭にうかぶ。「鍋焼きうどん」と聞けば、天ぷらののった鍋に入ったうどんのイメージうかぶでしょう。「超絶イケメン白馬に乗った王子様」と聞けば、あの眉毛凛々しいあいつの顔が…。
言葉はイメージの引き金ですよ。そしてイメージには、それを現実化さえようとする力がある。僕たちはイメージした結果の現実を生きている。
だからね「できない」「無理だ」なんてことを言うじゃないですか。するとそれがイメージになる。できない自分。無理な結果がイメージとして描かれる。そうすると思考と行動が、自動的にそっちに引っ張られる。だからホントに無理な自分になる。できない結果が生まれるんです。
そういう意味では、日ごろ見聞きする言葉には、相応の注意を払ったほうがいい。日頃なんとなく見聞きした言葉が、潜在意識下に蓄積されて、それをイメージするクセになる。否定的な言葉を聞いていれば、否定的なイメージが描かれ、肯定的な言葉を聞いていれば、肯定的なイメージになる。小川健次メールマガジンを読んでると、眉毛が太く…は、ならない。
とはいえ、見聞きするのは、ある意味では避けられないということもある。世の中は言葉に溢れてる。でもね、自分の発する言葉は、自分で決められるでしょ。そこはあなたのコントロールの範疇ですよ。
何より、あなた自身は発する言葉は、見るだけ聞くだけの言葉と違い、それが何となくだったとしても、あなたの意思として口と耳を介して、心の中に取り込まれる。より鮮明なイメージとして、潜在意識の中に形づくられることになる。
ということは、あなたの日頃の発話によって、あなたの思考と行動を変えることができるということ。無理して自分に変な縛りをかけなくても、望みの結果を手に入れることができるということ。もちろん、それが全てではないが、肯定的なイメージを描ける発話は、あなたが望みの結果を手に入れるための、大事な大事な必要用件の一つであるということ。
<参考過去記事>
とはいえ、別にその気もなく、本音ベースでは、どうせできない。私なんかは絶対無理。そんなこと考えながら、ただ形式だけ言葉にするなら、何の意味もない。というより害悪でさえあるでしょう。
だって、口ではポジティブっぽいこと言っても、心の中で打ち消してるから。すると描かれるイメージは、「私はこういうことを望むけど、どうせ私にはできっこない」という、救いがたいほどのマイナスイメージ。だったら何も口にしない。何も望まないほうがプラスにはならなくても、マイナスにならないだけマシってもんですよ。
■言葉にするから助けてもらえる。
あなたが望むことを、必ず手に入れられると言葉にすることですよ。するとそれがイメージになり、あなたの思考と行動のスイッチがそちらに切り替わる。そりゃ結果的にホントにそれが手に入るかどうかは、やってみないとわからないところはある。それでも力を尽くせるとこまで尽くせる。少なくともどんな結果であれ、納得できる未来が手に入る。
しかもね、言葉にするってのは、特別な技能が必要なことじゃないでしょ。別に怪しげなセミナーや教材に、高い金ブチ込む必要だってない。それこそスピリチュアルなことでもない。あなたが、そうしたいと思うことを、そうできると言葉にればいいだけ。今すぐだって言えるんです。さあ!今すぐこの画面に向かって言ってみよう!
いや、まあ、それはともかく、言葉にするということは、あなた自身の潜在意識に対する肯定的な働きかけ、という利点だけでなく、もうちょっと俗世間的な利点もあるんです。
それは、あなたが日頃から言葉にしているからこそ、他人があなたを理解することができる。あなたがが何を望み、あなたが何をしようとしているのか。あなたにはどんな協力を求めているのか。あなたの考え、あなたの心の内を他人も知ることができるということ。
あなたの望みがはっきりしているから、周囲の誰かも、あなたを助けられることは助けられる。手伝えることは手伝える。紹介できる人がいれば紹介できる。誰かがあなたの力になってくれる。
あなたが何も口にしていなければ、誰もあなたに力の貸しようがないでしょ。それに、いちいち否定的なことばっかり言ってれば、力を貸す気にだってなりませんよ。求めているものを言葉にしているからこそ、誰かがあなたを助けてくれる。誰かがあなたを支えてくれる。
往々にして、望んだ結果を引き寄せる人ってのは、いつも自分の望みを口にしている。それができると言っている。自分自身に対してはもちろん、周囲の誰かに対しても。だから周囲の人が助けてくれる。だから自分一人の力ではできないことも、難なくできてしまうんです。
その場そのとき、助けてくれる人がいなくても、口にしておけば、そのうち廻りまわって、助けてくれる力のある人の耳に入ることもあるでしょう。思わぬところから助け船が出ることもある。だからね、あなたが想いを言葉にすることで損することも失うこともないんです。
<参考過去記事>
言葉にするからイメージにる。それが肯定的で確信に満ちていれば、あなたの思考と行動が変わる。そしてあなたの言葉を聞いた誰かが、あなたを助けてくれる。だから望んだ結果が手に入る。言葉に気をつけることです。言葉を意識することです。
それにね、いちいち否定的なこと言ったり、自分の内側にばかりこもってるだけじゃ、面白くない。だったら、やりたいこと、そしてそれができるということを、言葉にして発する。そしてそれを人に伝えているほうが、気分も明るくなるし、それだけでもヤル気が高まるってもんでしょう(^。^)y-.。o○