誰かを元気に、そして笑顔にすることができると、自分が元気に、そして笑顔になれる。
■落ち込んでるときこそ他人を元気に
落ち込んでるときは、落ち込むだけ落ち込んで、これでもかというほどに泣くだけ泣いて、すっきりしたほうがいい。
落ち込んでいるのに、無理してヤル気まんまんのフリするから、ある日突然心がポキっと音を鳴らして折れてしまうわけですわ。
とはいえ、そこまで落ち込んでいるわけじゃなく、なんとなくいまいち気分が乗らないときもある。ちょっとした嫌なことで気落ちしたりムカムカしているときもある。
そういうときの気分転換の方法は人それぞれあるでしょう。家で酒飲んだり、街に出て酒飲んだり、公園で酒飲んだり、道端で酒飲んだり、会社で酒飲ん・・・あ、それはないか。
いやまあ何でもいいんです。気落ちしたときでも、心がザワついているときでも、うまく自分でスイッチを切り替えることができればいいし、自分なりのその方法を持っていることが大切。
その上で、さらに自分の気分を高揚させて、スイッチを積極的な方向へと切り替えるのに有効なのが、誰かを元気にすること。そして笑顔にすることですよ。
単純なことです。誰かを元気にしようと思えば、自分がその人以上に元気じゃなきゃいけない。自動的にスイッチが入るんです。誰かを笑顔にしようと思えば、自分が笑顔じゃなきゃいけない。だから自動的に笑顔スイッチがONになる。
そして身近な誰かが笑顔になれば、自分ももっと笑顔になれるし元気になれる。積極的な循環が生まれんです。
<参考過去記事>
苦しくて困っているときほど、苦しくて困っている人を助けると、状況が好転する
一方で、失敗したやつざまあwww
と、人の不幸で蜜の味を楽しむというのもアリかもしれませんが、そんなことしたって何の得にもなりませんし、結局自分の傷を舐めるくらいにしかならないから、まるで生産的ではありませんわな。
■見返りは求めない
別にあなたが医者でもなければカウンセラーでもくなたって構わない。身の回りの大切な誰かを元気に、そして笑顔にしてあげようという気遣いひとつでいいんです。
いや、もちろん本当にヤバい人には余計な生兵法を使ったところで害悪になるだけですからそこは注意。
そしてそこは完全に相手のためを思うこと。見返りを期待しないことが重要。
心のどこかで、あんたを元気にしてやったんだから、その分これやってくれ。お前を笑わせたんだから俺の気持ちに報いてくれ。
ってそりゃ話しが違うし、そんな安っぽい気遣いは見透かされるだけですよ。
いいんです。ここは見返りを期待するとこじゃないんだから。結果的にそれで自分も元気になれるし明るくなれるんだからそれでいいじゃないですか。
だから余計な下心は出さないことです。
<参考過去記事>
図解あり/相手のことを優先して考えれば、あなたの想いは必ず届く。自分本位の想いには応える理由がないから応えられない。
気落ちしたからといって、誰かに元気づけてもらいたいと考えて待ってるくらいなら、あえて他の人を元気にすることに意識を向けてみることです。
ゲラゲラと笑いたいと思うなら、あえて他人をゲラゲラと笑わせられるようにしてみることです。
すると自分も元気になるし笑うこともできる。
そして何より、あなたが本当に落ち込んでいるときに、他の誰かがあなたを気遣って同じことをしてくれるでしょう。
実のところ、誰かの助けを待つよりも、自分が助けに行くことのほうが、救われることが多いというのは結構よくあることですしね(^。^)y-.。o○