その人を大切だと思える気持ちを大切にできれば、あなたは誰かに大切にされる。
■縁がなければ報われない
友人関係であれ、男女関係であれ、仕事関係であれ、ご近所付き合いであれ、どんなに届けたい想いであっても届かないことはある。
どんなにその人を大切に想い、その人のためにあらゆる力を尽くしても、報われないこともある。
まあ人それぞれいろいろ事情もあるし、その場そのときその空気によって、わずか紙一重で結ばれる縁もあれば結ばれない縁もありますわ。
それが運命なのか偶然なのかは正直言ってどうでもいい。いや、どうでもよくはないけども、ここでのテーマじゃないのでここではスルー。
とはいえ、報われるか報われないかは、自分の心のありように影響されることは間違いない。
<参考過去記事>
愛すれば距離は近くなる。憎悪や嫉妬を抱けば距離は遠ざかる。大切な人との距離は自分の心のありようが決めている。
結果として報われるかどうか、結ばれる縁になるかどうか、それはそれで大事なことですがね。それ以上に大事かつ重要なのは、想いをどの方向に向けるかということでしょう。
言ってみれば、報われなかった、縁が結ばれなかったとしても、それで自分自身のことをネガティブに考えないことです。能力が足りなかったから、見た目がアレだから、立場がどうだから・・・そんなこと気にしたってはじまらない。
だいたい縁が無い相手とは、一見するとどんなにお互いがピッタリと思える関係だったとしたって、結ばれないもんは結ばれないもんです。そりゃもうしょうがない。
もちろん自分に至らないことがあったのであれば反省すべきでしょうし、改善するところは改善すればいい。
でもそれは、建設的で前向きな発想に基づくものだからこそ価値あることで、いたずらに自分を責めて、セルフイメージをわざわざ下げる必要ないでしょう。
■大切に想うから大切にされる
仮に報われない思いであっても、結ばれない縁であっても、その人のことを心から大切だと思えたこと、想っていられることは誇っていいことでしょう。
それが一人よがりの自己憐憫ではなく、心から相手の幸福を祈り、何ら見返りを期待せずに、純粋にその人のことを心から大切にしていたのなら。
そもそも一切の打算なく、見返りの期待もせず、家族以外のアカの他人のことをそこまで心から大切に想えるってのは、実は結構すごいことでしょ。それが男女間の問題だろうが、友人関係であろうがビジネスだろうが。
だからそういう想いを持てる自分のことは誇るべき。そして大切にすべきでしょう。別にそれで報われなかったからといって自分を責める必要なんかどこにもありませんわ。
それに、そこまで誰かを大切にできる人ならば、他の誰かに必ず大切にされますよ。そんな人は誰も放っておかない。必ず誰かを引き寄せる。
なのに、報われなかった、縁が結ばれなかったといって自分を責めて、心を閉ざし、セルフイメージを下げてしまえば、せっかくの想いの強さも台無しです。
まあ、そうは言っても報われなかったときは誰でも凹む。さすがに僕でも凹むでしょう。なのでそんときゃとっとと家帰って酒飲んで、死ぬほど泣いて寝てすっきりしちまえばいいんです。
あの人だからこそ、自分はそこまで想えたんです。ってそれ違う。そこまで想えるのは一つの能力ですよ。ってことは他の誰かに対しても、同じようにそういう強い想いを持てるはずなんです。
たまたまその人と縁が無かっただけで、縁のある誰かにその想いを向けられれば、それは必ず報われる。
だから誰かを大切に思う感情を抱くことを迷わないことです。止めないことです。その思いを持てる自分に自信を持つことです。周囲の目なんか気にする必要ない。自分で自分を責める必要なんかない。
そうすれば必ず誰かに大切にされる。それに何より、誰かを大切に想えているときってのは、気分も明るくなるし物事を肯定的に考えやすくなりますもんね(^。^)y-.。o○
9月は名古屋・大阪・そして新潟でお会いしましょう。
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