近すぎれば面倒になり、離れすぎれば関係が切れる。適切な距離感を見つけると良好な関係を継続できる。
■距離感によって感じ方が異なる
その相手に興味があれば、もっとその人のことを知りたいと思うもの。もっと近づいてより深い関係になりたいと思うもの。
とはいえ、近づきすぎると面倒くさがられるし、近すぎるとその人の見なくてもいいところまで見えてきて、逆に興冷めすることもある。
その一方で相手に気を遣うあまり、少し遠いところから見ているだけだと、関係性は深まらない。深まらないどころかテキトーなところで縁が切れてさようなら。
だからお互いにとっての距離感というのは人間関係ではとても重要なこと。
小手先テクニックで相手を動かそうとか、他人の心を掌握しようと思っても結局うまくいかないことがほとんどですよ。
別にその小手先テクニックが間違っているということではありません。そもそもの相手との距離感を計ること、適切な距離感を知ることを考えないからでしょう。
<参考過去記事>
図解あり/心地良い距離感を保てる相手は信頼できる。心地良い距離感が崩れると信頼関係も崩れる。
そりゃ誰だってそうでしょう。
どんなに色気のある魅力的な言葉を言われてみたって、大して知らない人に心の中までズカズカ入ってこられて言われた言葉はむしろ嫌悪感。
逆に程よい距離感を保ってくれる人から言われる言葉は、それが他愛もない一言だったとしても不思議と心に突き刺さるものがあったりするもんですよ。
言葉そのものの持つ意味は重要なことでしょう。だからどんな言葉を言うか、どんな言葉を言われるかは重要なこと。
でもその言葉が持つ意味ってのは、どんな距離感の相手から言われるかによって、大きく変わるものですわ。
■適度な距離感をとる
どの距離感が適切であるのかというのは、はっきり言ってわからない。だってそんなの人によるんだもん。一概に言えるわけないでしょ。
そして相手にもよりますわな。あなただってAさんとの距離感はこのくらいが心地よくて、Bさんとの距離感はこのくらいが心地いい。そういう使い分けはあるでしょう。そんなん人によって違うんです。
だから最初はボールを投げ続けるしかないですよ。しかも色んな球速。いろんな球種で。
この距離だったらシンカー投げても受けてくれる。ここまで離れるとストレートしかダメ。いや、ここではツーシームもいける。フォーク投げたら必ずパスボールされるだろうとかね。
投げてみないとそりゃわかりませんよ。それは言葉もそうだし態度でもそう。
つまりは積極的に自分からコンタクトを取ることです。いろいろな形でどのくらいの距離感がいけるだろうか。そして同時に自分のことをちゃんと伝える。自己開示。
私はこの距離だとこういうことを言いますよ、この距離でこういう態度をとりますよ。そして私はあなたとこんな距離感でお付き合いしたいですよ。
こればっかりは言わなきゃわからない。伝えなければ伝わらい。でも言うことで、伝えることでお互いにとっての適切な距離感がわかればそれがベスト。あとはその距離感保てばいいだけ。
稀にフィーリングのみで距離感が一致する出逢いもありますがね。まあこれは縁ですよ。それはそれで大事にすればいい。
<参考過去記事>
魂のふれあいを感じる相手との縁はなかなか切れない。その場で焦らずじっと関係を深めていけばいい。
とはいえ稀に起こるかもしれない縁に期待するよりも、まず身近な相手。特に長い付き合いをしたいと思う相手との距離感が計っておいて損はない。
今現在であなたが長く付き合ってる人のことを考えてみれば、よくわかる。その人とはお互いが心地よい距離感ってのを何となくでも双方で理解し合ってるものでしょう。
まあ、お互いにとって心地よい距離感が見つかれば、その関係は長続きするもんですわな(^。^)y-.。o○
来週は沖縄でお会いしましょう。
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