考え方や思うことは変わっていいし、変わるのが普通。過去の自分や他人に囚われなければ、気持ちはスッと楽になる。
■今の自分を殺すのは過去の自分
大人の世界では約束は守るというのが当たり前のこと。それが守られなければ相手は迷惑するし、信用という大事なものを失うでしょう。
だから変えちゃいけないこともある。変えることで他人も迷惑。自分も大損。そういうことは変えちゃダメなのは言うまでもないことですよ。
それに周りの意見や、状況環境に流されたり右往左往して、進む道をコロコロ変える。それは単に自分を見失っているだけのことだから、そもそもお話しにならない。
そういう例外は別にして、人の考え方は変わるもの。昔の自分と今の自分。変わっていることなんていくらでもある。
経験を積んで視界が拡がることもある。思考と洞察を深めることでこれまでとは違う、ものの見方や解釈の仕方を見つけることだってあるでしょう。いい意味で言えば成長というのかもしれませんが。
にも関わらず、過去の自分に囚われて、今の自分や将来の自分に対する思考を止めてしまうことほどバカバカしいこともありませんわな。
自分はこれまでこう考えてた。それを自分で否定するような気がする。自分は以前こう言った。言うこと変えると節操ない人に思われそうだ。
いやいやちょっと待て。そんなことで今の自分を否定する理由にならないでしょう。今の考えをちゃんと言わない人のほうがよほど不誠実ってもんですよ。
もちろん大きな意味で設定した目標や願望は揺るがない。それでもそれを達成する手段や方法について、もっと良い方法があるなら、の考え方なんて変わったっていいでしょ。それで損することは何もない。むしろ得することのほうが大きい。
<参考過去記事>
クソ真面目に頑張るよりも、不真面目に肩の力を抜いて頑張るほうが、問題は解決できる
他人からの視線にしたって同じこと。考え方変わってきたのに、今の自分を押し殺して中途半端に別の自分を演じる必要ない。過去の自分の姿でいることなんてない。それこそ相手に対して嘘ついてることになる。
■変わる他人を認めると人間関係もうまくいく
自分が変わっていくということは、自分以外の他人だって変わっていく。それもまあ当たり前のこと。
なのに、一方的に自分が持ってる過去の相手のイメージだけで、その人のこと考えようとするからコミュニケーションがぎくしゃくしたりするんです。
あいつは昔ああいうヤツだったのに。昔はこういうことやってたのに。前はあんなに好きって言ってくれたのに。
まあ昔はそういうこともあったでしょう。でもそれはもう過ぎたこと。目の前にいるのは過去の相手じゃなくて今の相手なんです。それを受け入れてしまえば別にどうということはない。その上で付き合い方を決めればいいだけだから。
過去の相手の姿に固執して、その前提で相手に期待をしたり、相手を評価したりしたってしょうがない。人は変わるし成長する。あなたも変わるし他人も変わる。
もちろんここで言っているのは根本的な人間性等云々という意味じゃない。時や状況によって変わることもあれば変わらないこともある。それはそれでいいんです。
それでも、自分にしたって他人にしたってまず変わるものだし、成長するものだという前提を忘れないことですよ。それに大事なことは過去じゃなくて今と未来だから。
自分の過去の考えや発言なんて過ぎたこと。それに囚われて今の自分の思考と行動を止める必要なんてまったくない。それに他人なんて自分が思っているほど人の話し聞いてないし。
<参考過去記事>
他人はあなたの話しを聞いてない。聞いててもどうせ忘れてる。だから自分の言葉に縛られなくていい。
他人の過去の考えや発言だって過ぎたこと。今目の前にいるその人の考えや言葉と、真正面から向き合えればいいだけじゃないですか。
誰だって考え方や思うことは変わっていいし、変わるのが普通でしょ。
その前提で過去の自分や他人に囚われなければ、思考や行動の幅はもっともっと広がっていくし、それに何より、気持ちがスッと楽になるってもんですわな(^。^)y-.。o○