仕事でも人間関係でも、問題は必ず解決できる。まず今できることに取り組めば、答えは必ず見つかるはず。
■問題は気づいた時点で対応するのが基本
結果には原因というものがあるわけで、何かしら問題だと思うことにも原因がある。そしてその原因というのは、最初は驚くほど小さなことだったりするものです。
その小さなこと、小さなボタンの掛け違いが積み重なって、気づけば結果的に大きな問題になっていたりするだけのこと。
仕事上の問題はもちろん、人間関係のいざこざ、あれやこれやの諸問題。それが何であれそのきっかけは小さなもの。最初のうちなら簡単に解決できたこと。ホントだったら大した問題にもならなかったようなこと。
なので、最初の時点で問題解決を怠らければいいだけのこと。いずれまたそのうち時期がきたら。そうやって問題の解決を先延ばしにしなければ、そもそも問題は大きくならなかったはずなんです。
問題は気づいた時点で対処する。いや、でも痛いところは見たくない。臭いものにはフタしていたい。今が楽しいからそれでいい。んなこと言ってるから、後で面倒なことになる。後で泣きたくなるんです。
最初のうちなら手間もかからず解決できる。糸がもつれる前ならやりなおせる関係もある。ちょいと手間もかかるかも。ちょいと面倒だと思うかも。それでも後で大変なことになるより100倍マシ。
<参考過去記事>
図解あり/お互いの小さな誤解から心に波風が立つ苦しさは、誠意ある対応の積み重ねで未然に防げる。
とはいえ、問題に早い時点で気づけない場合もある。気づいたときには、すでにいろいろヤバいことになっている場合もある。
だからと言って放置はできない。気づかなかったことを後悔して、自分や他人をを責めても意味ないし。ましてや、困った困ったと右往左往していても、それで問題の解決になんかなるわけはない。
■まず自分ができることをやる
上でも言ったように、結果には原因がある。その問題にも起点となる何かがある。そしてヤバイと思うほどに大きくなるまでに至った過程がある。まずそれを冷静かつ客観的に把握することでしょう。
そして同時に、そのプロセスで自分が果たした役割、つまり自分が原因である要素をしっかりと理解することです。
そこであの人がどうの、あのときの状況がどうの、運がどうのと、自分の力の及ばない他者の責任について考えてみたところで何も解決なんかできやしない。自分の力が及ぶ範囲のことしか、自分は解決できないんだから。
だからと言ってそれで自分を責めるということじゃない。自分の力が及ぶ範囲のことであれば、自分次第でどうにでもできる。例え限られた範囲のことであれ、自分が問題解決のためにできることは必ずある。
それらを把握した上で、では自分はどんな行動をし、そのためにどんな考え方をすることが現状打破のために最適なのか。問題解決できるのか。もしくは傷を浅く済ませられるのか。それを決めて実践すればいいだけのことでしょう。
そこは端折って、ただ漠然と、あいつがどうの。こいつがどうの。いや何となくそんな感じ。と大味で対処しようとするから問題の本質を見誤る。もしくは自分で解決を図るための意欲が湧かなくなるんです。
まずは自分ができることを把握し、それを一つ一つでもいいので実践することからですよ。繰り返しますが仕事上の問題だろうが、人間関係上のトラブルでも同じこと。
そこに自分の力の及ばない原因があるかもしれない。それはそれでいい。でも自分でできる範囲のことも必ずある。まずそれをやる。あれこれ文句はそれやってから言えばいいでしょ。
<参考過去記事>
無理なことにクヨクヨしても得るものなし。できることに全力を尽くすから価値あるものが手に入る
どんな問題でも必ず解決はできるんです。いや、正確に言うとそれ自体は死ぬまで解決しないことはあるかもしれない。それでもその問題を未来の糧にすることはできる。
そのためにも今目の前にある小さな問題であろうが、すでに大きくなってしまった問題であろうが、まずできることを一つ一つ解決する努力を惜しまないことからでしょう。
まあそれに何より、自分で主体的に解決しようと思って行動すれば、ヤバイと思って追い立てられるように焦って取り組むよりも、冷静かつ意欲的に取り組めるので、その結果の精度も高いものですわな(^。^)y-.。o○
問題解決のための積極的な思考法はこちらで
↓
■全国セミナー・講演会開催予定(小川担当分)
https://ogawakenji.com/seminar
【毎日配信/ブログには書けないここだけの話し】
当ブログの最新の更新情報を中心に、ブログでは書けないここだけの話しや、都合によりカットしたネタ。また、各種お得なサービスのご案内などをブログ読者限定の無料メールマガジンでお届けしています。
(以下のバナー画像をクリックして登録フォームへどうぞ)