捨てる覚悟と拾う勇気が道を切り開く。自分が手にしたいものは何か。その価値基準に従おう。
■過去は捨てても問題ない
壁にぶつかって、あれこれと乗り越える方法を考えてみても、乗り越えられないこともある。それまでの経緯を分析し、反省して改善を試みても、思い通りの結果が出ないこともある。
力を尽くしてあの手のこの手を尽くしてみても、どうにもうまくいかないことだってある。
そんときゃもう開き直って捨ててしまう。もう無理。もうダメ。さようなら。
別に中途半端にあきらめて終わりにするという意味じゃない。適当なところでやっつけ仕事を済ませてしまえということでもない。
とにかくこれまでのことは一回捨てる。何も無かったと思って最初からやり直せばいいだけのことですよ。
これまで積み上げてきたことだから、何とかやってきたことだから。そう未練がましく過去を引きずろうとするから、結果にっちもさっちもいかなくなって、結果最後は破たん。さっさと捨てときゃ良かったものより、もっと大きなものを捨てざるえなくなる。
そんなもんを騙し騙しでやり繰りし、中途半端に破綻を先延ばしにしたところで、やがて訪れる結果は変わりませんよ。とっとそ捨ててしまえばいいんです。
もちろん捨てるといっても、捨てちゃいけないものや、捨てられないものだってあるでしょう。
それでもどこかで覚悟する。どうせこの先は行き詰ってダメになる。それがわかっているなら、ダメ元でも再スタートする覚悟でコトに当たれば活路が開けることもある。
とはいえ、捨てたらホントにダメになることもある。再スタートできなくなることもある。でも放っておいたってダメになることですよ。そういう意味では同じこと。損切りできただけ儲けもの。
人間関係だって、行き詰っててお互いにとって悲しい結末になるのが見えてるくらいなら、ゼロになって最初からやりなおす覚悟で、腹割って向き合ってみるのもいいでしょう。それでダメでも、どうせダメ。
それでも自分でそう決めたなら後悔はしませんよ。
<参考過去記事>
イメージを鮮明に描いていれば、後悔する判断をしなくなる
積み上げたものがゼロになったって、積み上げた経験は一生残る。その経験を財産とできれば、捨てたところで失うものなんてそう大きなものじゃない。
■捨てる選択と拾う選択
そりゃ今までやってきたこと。積み上げてきたこと。それを捨てるってのは自分で否定するようなそれ相応にしんどいことです。
でも捨てて身軽になれた分、一方では拾える容量が増したということでもある。今までだったらできなかったことだってできるようになるんです。これまでのしがらみから解放される。
言ってみれば、拾うために捨てるということでもありますわな。自分にとって価値あると思えるほうを選択すればいいだけのこと。背負える量には限りがある。ならば価値あるほうを背負えばいい。その選択。
過去にとらわれないことですよ。とらわれすぎれば目の前にある拾えるチャンスも見落とすことになる。せっかく見つけても、容量一杯で拾えないことにもなる。
それを拾う勇気。それはすなわち捨てる覚悟も伴うものです。そのどちらがいいかは、自分の目標次第。自分の価値基準に従えばいいだけのことでしょう。
<参考過去記事>
図解あり/迷ったときは好きか嫌いかで決めればいい。損得よりも楽しめるかどうかで決めればいい。
繰り返し言いますが、目先の損得で右往左往して中途半端に捨てたり拾ったりを推奨しているわけじゃない。
まずやると決めたことは断固とした決意でやり切る。それでも力及ばないこともあれば、どうにも越えられない壁にぶつかることもある。そこに固執したところで生産的な結果が得られないのであれば、捨てるというのも選択の一つということ。
そうやって捨てる覚悟で開き直ってしまえば、むしろ発想も拡がるし視界も広がる。だから思い切ったこともできるようになる。結果的にこれまで解決できなかった問題だって解決できるかもしれない。
捨てようが拾おうが、どちらにしたって未来のことはわからない。ただどちらが自分にとって価値あることで、どちらのほうが生産的か。超えられない壁の前でジッと止まっているのか、別の道をさっさと前に進むのか。
いずれにしても、これまでのことはあまり気にかけないことです。もったいないなんて思わないことですよ。もったいないのは過ぎたことより、これからの未来のほうだから。
捨てる覚悟と拾う勇気。この両輪をうまく回すには、まず自分がどこに行きたいかってことがわかってなきゃいけませんがね(^。^)y-.。o○
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