図解あり/幸福だと思う心が幸福を引き寄せる。日常の些細な出来事にも、幸福と喜びを見つけよう。
■今幸福なのが当然で、さらに幸福になるのも当然
そこに何があってそこで何を見るかは、その場そのときその状況や、その人の立場や心の状態によるものです。
道端に咲く花を見て綺麗だと思う人がいれば、雑草ウザいと思う人もいる。野生の鹿をみて可愛いと思う人がいれば、害獣ウザいと思う人もいる。
五感を通じて感じることのほとんどは、自分自身の心の状態を反映しているにすぎない。物事はみんな主観でできている。
だから、そうなりたいと思う心の動きは、今そうなっていない自分を認めること。そうなっていない自分のイメージを潜在意識に描いてしまうということですよ。だからそれが現実になっている。
幸福とは心の状態である。ジョセフ・マーフィー
すなわち幸福になりたいという思いは、今の幸福を否定していることにさえなる。今の不満にばかり目を向けて、自分が幸福ではない理由に正当性を見出そうとしているにすぎない。
だから目の前の幸福を見逃すんです。どうでもいい不平や不満をつらつら並べ、今の自分がいかに幸福と縁遠い立場なのかを考える。幸福でない自分のイメージを必死に潜在意識に刷り込んでるんです。
幸福になりたいなりたい!絶対絶対幸福になりたい!そう強く思い願うほどに幸福は遠くに逃げていき、その代わりにやってくるのは自分に足枷をつける役目を負った、現状維持を望む自分なんです。
いかに自分が今幸福でないか。そんなこと考えている人のところには、そりゃ幸福さんも近づかないどころか、恐れをなし逃げ出しますよ。
幸福さんは幸福な人が好きなんです。ならば、その性質を知ってそれに従順になればいいだけのことです。
まずは自分が幸福でありそれが当然だと思うこと。幸福である理由について目を向けること。すべては未来のさらなる幸福のために起きている。
中途半端な期待はいらない。今幸福なのが当然で、さらに幸福になるのも当然なんです。だから執着せずに今の幸福を素直に受け容れればいいんです。
<参考過去記事>
期待と執着を手放すと、仕事も恋愛もうまくいく。ありのままの現実を受け容れて、引き寄せの法則を発動させよう。
ほんの少し周囲に目を向けてみればいいんです。幸福な理由なんかいくらでもあるでしょう。だから今が幸福なんです。そりゃしんどいときも泣きたいときもあるでしょうが、それもすべて幸福であるがゆえのこと。
ホントに一切の余裕もないほどに幸福でないのであれば、しんどいとか泣きたいなんて思ってる余裕もないでしょ。そもそもこのブログ読んでる場合じゃない。あ、ということは、このブログ読んでる今はまさに幸福ってことですな。
■幸福だと思えば幸福を引き寄せる
恋愛が成就したら幸福になるのではなく、幸福だから恋愛が成就する。お金を手にしたら幸福になるのではなく、幸福だから必要なお金が手に入るんです。
これまでの過去を思い出してみればいいじゃないですか。往々にして心が荒んでネガティブになっているとき、自分は不幸だと感じているとき、身の回りで起こること感じることの多くが、ネガティブなことだったはず。
自分は不幸だ言ってる人に近づきたい人はいないでしょ。同じように自分は不幸だと思ってる人には、質の高い仕事はできないでしょうし、報酬さえ支払われることはない。そもそも面倒くさそーだから誰も助けてくれないんです。
逆にいつも幸福に満ち溢れている、笑顔で日々過している人のところに、その日とが求めるお金や協力者が集まったりするものじゃないですか。
繰り返し言いますが、そこで何を見てそこで何を感じるか。それは結局のところ心の状態次第なんです。
ならば幸福である理由に目を向け、幸福であることを自覚すればいい。すると幸福のイメージが潜在意識に描かれて、幸福のエネルギーがさらに増大するから。
考えて悩んだところで解決することがないような、死ぬほどどうでもいいことにイライラしたり、過ぎた出来事にいつまでも凹んでいたところで、幸福が降ってくるようなことはないですよ。むしろ幸福は遠ざかるだけ。
だいたいそれで自分の心が安らぐかといえば、そういうこともないでしょう。ならば小さなことでも、それこそ些細なことでも幸福だと感じられることに目を向け、幸福であることを実感することのほうが精神衛生上も健全でしょう。
もちろん、それは事実を歪曲することではありません。問題は問題、課題は課題として目をそらさないで受け止める。その解決に取り組みながらも、幸福や喜びを見出せることはあるはずなんです。それを見つければいい。
幸福になりたいと思えば幸福は逃げ去り、幸福だと思えば幸福を引き寄せるんです。幸福は幸福が好きなんです。今が幸福。それが当然それでいい。
とはいえ、現状に甘んじるのではなく、現状をより良くしようと思えること、そしてそれを実践しようとするそのこと自体が幸福なんです。それ以外にも目を向ければいくらでも幸福はある。
だから少しくらい足踏みしていても焦らないでいいんです。そこにある幸せを目を向け、未来のイメージさえ当然のごとく描けていればそのとおりになる。もちろん恋愛も結婚も同じこと。
<参考過去記事>
恋愛も結婚もイメージどおりになるから、焦らないでいて大丈夫。五感全体で愛を感じながら過ごす日々をイメージしよう。
そりゃ探せばイラつくことも一杯あるでしょう。でも同じくらい幸福に感じることや、笑顔になれることだってあるはずなんです。気が滅入ること考えるのも、楽しくなること考えるのも使う労力は同じですよ。でも結果は違うんです。笑う門には福来たる。
まずは今身の周りにあることで自分が幸福な理由を考えてみる。そして今日一日過ごしながら、自分が幸福である理由を至るところで探してみる。
そういうことの積み重ねが、やがてさらに大きな幸福を引き寄せることになるってもんですわな(^。^)y-.。o○