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他人を批判する前に、あなたにその人を批判する資格があるか考えよう。自分を振り返れば、心に余裕が生まれて他人にイライラしなくなる。



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他人を批判する前に、あなたにその人を批判する資格があるか考えよう。自分を振り返れば、心に余裕が生まれて他人にイライラしなくなる。

■自分を相手に投影するからイライラする

どうもあの人の、ああいうところが気に入らない。なんであの人はこういうとこがダメなのかしら。なぜだか他人の足りないところが気になって仕方ない。

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別にそれで直接の迷惑をあなたが被っているわけじゃない。ちょっと目につく、ひっかかる。スルーできずにモヤモヤする。

どこの誰かも知らないような、アカの他人はもちろんのこと、身近で大切な人のことまであれこれ気になる。いや、むしろ身近で大切な誰かのことだからこそ、その人の足りないところや欠点が、あれやこれやと気になるのかもしれません。

まあ確かに身近で大切な人であればこそ、足りないところがあったらイヤだし、もっと良くなるところがあるのなら、もっと良くなって欲しいと思うのでしょう。

でもちょっと待て。あなたは、なぜその人の足りないところや欠点、それこそ嫌だなと思うところが目につくのか。なぜそこに着目し、そこにこだわるのか。別にあなたにとって大した影響もないことなのに、なぜそんなことでピーピー大騒ぎするのか。

カンタンなことですよ。あなた自身も、潜在的に、もしくは自覚的に、そうやって他人に指摘するのと同じ、欠点や弱点を持っているから。それを感じているから。他人は自分の心の鏡。

あなたが、あなた自身で感じている、自分の足りないところや弱点を、目の前のその人に投影しているんです。自分が気に入らない自分の要素を、目の前の人がやっている。だからムカつくし気になるし、あれこれ指摘したくなる。

自分で自分を客観視することなく、なんとなく自分と同じ要素を持っている人を攻撃しているだけ。まあそうやって、自分を客観視できなくなってるときは、小川健次個別コーチング&コンサルティングのような、第三者の視点を入れるのも一つの方法ですがね。

要するに同属嫌悪なんです。同じだから気になる。自分を見ているようでムカつく。

だから、あなたがプンプン怒ったり、イライラとムカついたりして、相手の嫌なところを本人に指摘しても、相手は逆切れするだけですよ。相手にしてみりゃ、お前が言ってるそれを、そっくりそのまま返してやるわ。人の振り見てテメーの振り直せ。と言われて終わり。

しかも、そういう感情に任せた指摘というやつは、往々にして自分をコントロールできていない状況で行われるもの。あなたと相手、お互いの感情がぶつかり合うから、結局最後は決裂してさようなら。

<参考関連記事>
自分をコントロールするより、コントロールできない自分を知ろう。キレて大切な人を失うくらいなら、そこから離れて頭を冷やそう。

ホントは身近で大切な人なのに。だからこそ、悪いところや気になるところが気になるし、それを直してくれないことにイライラする。そう思う気持ちはわかる。でもそれ、ホントのホントは相手のことより自分のこと。相手がムカつくのではなく、自分で自分にムカついてるだけ。

だいいち、身近な人に、いちいち悪いところや足りないところを指摘される人のほうが、イラつくってもんでしょう。あなたのためと言われたところで、ありがた迷惑、余計なお世話。

■まずは自分が改善しよう

他人の嫌なところが気になる目につくイライラする。それが身近な人、大切な人であればなおさらのこと。今すぐそれを口に出して、本人に言いたい指摘したい、直させたい。あなたの心が、そんな衝動に駆られたときは要注意。

そこで欲求と感情の赴くまま、口を開く前に、数秒でもいいから考える。

自分には、その人の欠点を指摘する資格があるだろうか。自分にはその人に改善を求めるほど、物事をわきまえる品格が備わっているだろうか。要するに、今から私が言葉にして言おうとしてることって、自分にもあてはまるんじゃね?

そうやって、自分を省みてみればいいんです。すると冷静になれるから。そこでピーピー大騒ぎするデメリットに気付くから。それって単に自分のこと、同属嫌悪なだけなんだと気づくから。

そしたら、まずは、あなた自身が改善すべきを改善すればいい。正すべきところ正せばいい。するとね、不思議なことに、あの人の嫌だと思っていたところが、そう思わなくなる。見えなくなる。まるで気にならなくなるんです。これホント。

それにね、まず相手に何かを求めるのなら、まずあなた自身がそうすべきでしょう。自分自身を振り返って、あなた自身が求めるあなた自身になる。ただ求めるだけなら、相手も疲れるイラつくムカムカする。だからまずはあなたから。これ基本。

もちろん、社会常識や倫理観に照らし合わせて、明らかに人として改善しなければいけないこと。あなた自身も損害を被るし、相手にとってもマイナスなことについては、ちゃんと注意指摘すべきですよ。それはそれで理をもって説明すればいいんだから。

そういう筋道のしっかりした話しではなく、ただなんとなくあなたがムカつく。あなたにとって気に入らない。とにかくイヤ。そんな感情先行の話しであるならば、上でも言ったとおり、脊髄反射であれこれ指摘するのはちょっと待つ。

何事もバランスですからねえ。言うべきことは言うべきなんです。でも感情に流されるまま、同属嫌悪の自己都合の押し付けは、言ったところで百害あって一利なし。

<参考関連記事>
言いたいことを言い、聞きたいことを聞くから大切な人と心が通じ合う。言葉の数を積み重ねた分だけ、お互いの信頼が積み重なる。

誰かに対してあれこれ言いたくなるときってのは、往々にして自分の心に余裕がないときでしょう。そしてその原因である、自分の欠点や弱点を、他人に投影し、それを責め立ててるだけなんです。ならそのエネルギーは他人ではなく、自分自身の問題解決に向ければいい。

だからこそ、他人に何か批判的な発言をしたくなったら、少し冷静になって黙って考える。自分を省みる。それだけで、大切な人との無用な衝突が無くなるし、お互いがストレスを感じることもなくなるってもんですわな(^。^)y-.。o○

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小川 健次
1973年生まれ。
株式会社リエゾンジャパン 代表取締役
一般社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事
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