別れた人を許すと、愛あるご縁を引き寄せる。過去の自分を許すと、今幸せになれる。

別れた人を許すと、愛あるご縁を引き寄せる。

そもそも物事に良し悪しなんてものはないわけで、それを誰かが良し悪しの評価をするから、良いだの悪いだのという価値がそこに生まれるだけのこと。

その評価は何を基準にするかといえば、社会背景などさまざまな要素があるにせよ、最終的にはそれを決めた人の感情によるもの。

言ってみれば、良いことも悪いことも、その人の感情。つまりはその場そのとき、その人の心の状態が決めているだけのことで、そこで起こった出来事には、良し悪しなんて関係ない。色即是空。空即是色。

極論ではあるが、悪いことなんて何一つ起こっていないと思えば、悪いことなど存在しない。すべては自分にとって価値ある良いことだと思えば、良いこと以外は何も起きていないということ。

とはいえ、悪いことが何も起こらないと思えるような、悟りの境地にはなかなか達するのも難しい。現実には悪いこともあるし、イラつくムカつくこともある。僕が毎朝無料で配信している小川健次メールマガジンや、ＬＩＮＥのメッセージ、そしてYouTubeの動画を観たり読んだりして、ムカっとすることもある。

でもね、だからこそ、それらの経験があるからこそ、今のあなたがこうして生きていることも事実でしょ。ならば、それを受け入れる。認めることよ。起きた事実は事実として認めて、それを基に未来を明るく考えることしか、今の僕たちにはできない。

あの人との関係で起きた、良いことも悪いことも、すべてのことが、あなたが自分を成長させるための貴重な経験だった。そしてこれから、あの人との関係の中で起こることも、すべてあなたに価値あるものを引き寄せるための、大事なプロセスに過ぎない。

だから、あの人のムカつくことイラつくこと、悲しいことも、それこそ恨み骨髄、１千年消えない憎悪も、すべて許してしまえばいい。許してすべての執着を手放してしまえばいい。

許すとは心をフラットな状態にすること。良いも悪いもない。ただ起こった事実をありのまま受け容れた上で、その全てを肯定的に解釈をすること。だから他人に対してはもちろんのこと、自分に対しても寛容であること。

そういう寛容なあなたのことを、彼は忘れることはない。機会があるほど、あなたを思い出し、あなたをまた好きになることだってある。

＜参考過去記事＞
彼にあなたのことを、思い出してもらう方法。思い出すほどに、彼はあなたを好きになる。

私を捨てた、私を裏切ったあの人を許すことができない。あのときの出来事が許せない。それは起こった出来事に対して、あなたが否定的な意味づけをしているから。その消えない痛みの感情が、より一層否定的な出来事ばかりを引き寄せる。

エネルギーを後ろではなく前に向けて解き放つ。起こった出来事への執着を手放し捨て去る。すべては明るい未来へ続くためのプロセスであると思って、許してしまえばいい。

過去の自分を許すと、今幸せになれる。

誰かに対して、あなたが許せない感情を抱いてしまうのは、あなたがその人の言動に否定的な感情を抱くから。つまりホントに許せないのは、その誰かじゃなくてあなた自身ってこと。

あの人にああいう態度を取らせてしまった私がダメだから。あのとき、あの人にこう言えなかった私ってダメだ。そんなふうに心のどこかで自分を責めて、自分を許せないでいるから、あの人への許せない思いが消えてなくならない。

その結果として、それがあなた自身の過去への執着になり、あなたが本当の幸せを引き寄せる上での、大きな障害になっている。

むしろ望んだこととは、違うことばかりが引き寄せられる。まったく幸せになる気配がない。それは心の奥底にある、許せないという否定的な感情が、出来事をすべて否定的に意味づけるから。

逆に言えば。あなたが自分と、別たあの人を、心から許すことができたとき、執着も手放すことができる。幸せになれる。逆に、心のどこかで、自分を責めてあの人を責める。その繰り返しをしている限りは、執着の堂々巡り。

もちろんそれは、男女の関係に限ったことじゃない。ビジネスでも趣味や遊びの世界でも、自分の想い通りにならないことに対して、ネガティブな感情を抱いて許さずにいれば、引き寄せるものもネガティブなものになる。

まずは、あなた自身の現状と、心の状態を把握すること。あなたが納得いかないことは何か？　どうすれば納得できるか？　そのために必要なことは何か？ それらをはっきりさせて、具体的な問題解決の方法を見つければ、執着も手放せる。

現実とは、あなたの心の影にしか過ぎない。小さなことでもそれはすべて反映される。上っ面でだけ、「感謝」とか「ポジティブ」とか言ってみたところで、潜在意識下でも許していない自分がいれば、それはすべて現実に反映される。

今は終わりじゃなくて、未来のための始まり。だから焦らなくていい。執着しなくていい。許してしまっていい。そのあたり、自分で整理するのが難しいなら、僕の潜在意識徹底活用講座あたりへどうぞ。

＜参考関連リンク＞
小川健次特別セミナー／潜在意識徹底活用講座

前進したいと思いながらも、なぜだかずっと停滞している。同じところを堂々巡り。それは、あなたが別れた人に対して、手放せず、許すことができない何かがあるということ。許していない自分の心に、まだ気づけていないということ。

あなた自身に対しても同じこと。あなた自身が本来すべきことをすれば、あなたは幸せになれる。あなたの心にある、その執着の正体を知り許すことができれば、愛も幸せもあなたは引き寄せるのだから(^。^)y-.。o○

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