無理して自分を変えるのではなく、変えなくても対応できる方法を知っておけば、ほとんど問題ない。
■相手と状況にあわせればいい
そのときその場の状況や、そのときの周囲の人が変わっているかもしれないが、自分は何も変わっていないんです。
だから自分のできることもできないことも変わってない。自分は自分、それ同じ。どんな状況だろうとも。
なのに、その場だけ違う自分になろうとするから無理が生じる。自分じゃない自分を無理に演じようとするからぎくしゃくするんです。
状況や環境に応じて、出せる自分を出せばいい。
でもそれは引き出しを変えるだけの話し。ないものをその場でとってつけて、無いものをあるようにみせることじゃない。
まあスポーツをはじめとした勝負ごとでもそうでしょ。
自分より地力で勝る相手には、真っ向勝負を避けてそれなりの戦い方を。
自分と同等、もしくはそれ以下の力の相手とはそれなりの戦い方で。
相手や状況に応じて引き出しを使い分けるだけのこと。
ただ、それもその場しのぎの付け焼刃で対応しても通用しない。変にぎくしゃくしてむしろ何もしないほうが良かったなんてことになる。
できないことはできない。そりゃしゃあない。
<参考過去記事>
どうにもならないことにクヨクヨするのは百害あって一利なし
自分の引き出しをしっかり持っておくこと。そして状況に応じて使い分けをすることです。
さらに引き出しはいつ使うことになってもいいように、常に整理整頓しておくことです。
もちろんその引き出しが納まる自分の机、つまり主たる自分のパーソナリティは変わらない。軸はぶらさず筋も通す。
いわゆる八方美人という意味ではない。自分の机は同じなんです。使う引き出しが違うだけ。
それに机を変えるのは結構大変。なかなか出来ることじゃない。
出来ないことであれこれ迷ったり悩んだりしていることほど無駄なことってないですよ。だったら引き出し増やすとか整理するとかしたほうが話しは早い。
■自分を知ることから
もちろん、くたびれたり、通用できなくなった机は必要に応じてリフォームすればいい。が、それ以前にできることはたくさんある。
そもそもの性格とか、人間性といったパーソナリティを大幅に変えようと考えるよりも、まずは今のパーソナリティを活かす方法、今のパーソナリティが活きる方法を考えればいいんです。
仕事のときの自分、家庭にいるときの自分、デートをしているとき、酒飲んでいるとき、一人でいるとき、それぞれ根っこの自分は同じでも、その場そのときに応じて違う自分が表に出ているのは誰でも同じ。
それをさらに細分化。引き出しの中の仕分けをより細かくするんです。
仕事のときの自分でも、上司と話している自分もいれば、同僚と話している自分もいる。納期に追われている自分もいれば、コンペでプレゼンしている自分もいる。それぞれ全部自分だけど、それぞれ違う。みんな違ってみんないい。
理想のセルフイメージを描くことは重要ですが、それが自分にとって現実感が伴わないものであったり、そもそも本当にそうなりたいとも思ってないのに、外に向けていい顔するために言ってるだけなら時間の無駄。
それよりも現実に今自分が生きている社会の中で、どの場面でどの自分が発揮されると、その場の問題解決ができるかを知っておくことでしょう。
そしてそれが現実化しているところのイメージすればいいだけで。
自分の心を掌握することです。自分の多面的なパーソナリティを把握しておくことです。
ナポレオン・ヒル・プログラムを使っている人は、ゴールデンゴールデックスを使うのがお薦め。マーフィー・プログラムはマイゴーールデックス。ジグラーならパーソナル・プランナー。など細かい使い方は各担当まで。
まあとにかく、まずは状況に応じた最高の自分の心の状態というのを、知ることからってことでしょうな。(^0^)
この週末は大阪に滞在中。「ブログ読んだ」で飛び入りOK。
↓
■全国セミナー・講演会開催予定(小川担当分)
https://ogawakenji.com/seminar