気持ちをわかってもらえないときの、対処法。思いが届かないときに、やるべきこと。
気持ちをわかってもらえない理由。
気持ちは、言葉や態度で示さなければ、伝わらない。黙っていても、わかってもらえないし、それ以前に何が何だか相手もわからない。
まず言葉や態度で示すこと。それが大前提。とはいえ、実際に言葉を重ね、態度で見せても、まるで伝わらないときはある。気持ちをわかってもらえないこともある。
あなたの言い方が悪いワケじゃない。おかしな態度を示したワケでもなない。それなのに、どうもあの人に、あなたの伝わっている気がしない。まるで受け入れてくれている気がしない。
すると、あなたも不安になる。心配になる。やっぱりこの人、私のことを嫌っているに違いない。私の気持ちは、このまま一方通行で、未来永劫、双方向になることなんてないんだろう。もうダメ。これでお別れ。さようなら。
と、いろいろ決めつけるのはちょっと待て。さよならするのはまだ早いし、そこで、あの人はわかってくれない、あの人には気持ちが伝わらない、そう判断するのもまだ早い。
時と場面を考えなさいよ。要するにタイミング。悪いのは今のタイミングであって、あなたの言い方が悪いわけでも。あの人があなたを拒否しているワケでもない。
あの人にとって、今はあなたの話しを、ゆっくり聞ける状況や心境じゃないだけ。あなたの気持ちを受け入れられるタイミングじゃないだけ。その理由は、仕事が忙しいからか、体調の問題なのか。いろいろあるでしょう。でも今はタイミングが悪いだけ。
あなただって、クッソ忙しいタイミング、心に余裕のないタイミングであれば、僕が無料配信している小川健次メールマガジンと、毎朝一言のLINEのメッセージを読んでも、ピンとこないでしょ。あなたが僕のことを好きか嫌いか以前に、タイミングが悪ければ読む気にも受け入れる気にもなれない。
今のタイミングは、あの人の心が、あなたと違う方向に向いているんです。あっちを向いている人に、こっちで話しかけたところで、そりゃ聞かされるほうは上の空。あなたのことが好きか嫌いかに関係なく、あなたの気持ちに向き合えない。
あなたも僕もあの人も、大人はみんな忙しい。あなたに都合があるように、あの人にも都合がある。あなたが、あっち向くことがあるように、あの人だってあっち向くことがある。そこかズレてるタイミングで、何を言っても気持ちをわかってもらえない。
あなたの期待どおりの返事が返ってこないことはある。それがNOと言われての断りだとしても、そのNOには理由がある。気持ちをわかってもらえないことにも、理由がある。まずはその理由を考えろって。
<参考過去記事>
NOと言われて断られても、大丈夫な理由。大切な人にノーと言われても、あなたは否定されていない。
<参考関連YouTube動画>
NOと言われる3つの理由。断られる理由を知ると、NOがYESに変わる。
あなたが海外ドラマを夢中になって観ている最中に、声をかけられれば、ちょっと後にしてくれよと思うでしょ。遅刻しそうなときに、誰かに道聞かれても、適当にしか答えられないこともあるでしょ。それは相手が悪いわけではなく、タイミングが悪いだけ。
あの人があっち向いているときに、あなたが何をどれだけ丁寧に言おうが、気持ちは伝わりませんよ。ならどうするか。話しは簡単なことで、あの人がこっちを向いてくれているタイミングで、気持ちを伝えればいいだけのこと。
届かない思いを、届けるためにやるべきこと。
人と人、男と女の関係である以上、好きや嫌いはありますよ。でもね、それより以前に、タイミングの問題ってこともあるでしょ。どんなに好きな相手でも、あっち向いているときには、こっちで話しを聞くことはできない。
もちろん、完全にタイミングも合っていて、ガッツリ向き合っていながら、それでいて相手にされないなら、そりゃホントに嫌われているだけ。その場合は、とっとと執着を手放して、泣いて酒飲んで寝ればいい。
そうやって、明確かつ明白に嫌われているのでなければ、今ちょっとくらい気持ちが伝わらない、わかってもらえないくらいで、焦ってジタバタしなくていい。おかしな妄想を膨らませて、長文LINEをドカドカ送り付けなくていい。
あなたの気持ちをわかってもらえないのも、思いが届かないのも、それは、あなたが嫌われているわけでも、拒否られているわけでもなく、今はそのタイミングじゃないだけ。今はあの人があっち向いてて、あなたの言葉が耳に入っていないだけ。
今は待つかないでしょう。今は何を言ってもやっても無駄なだけ。むしろ、それ以上余計なことすると、逆にウザがられるだけ。今はタイミングじゃない。ならばタイミングがくるまで、待てばいい。待てば海路の日和あり。
誰であれ、そのときの状況や気分の影響から逃れられない。それはあの人も同じこと。あなたが何を言うかよりも、あの人のそのときの状況や気分のほうが、あなたの気持ちを伝える上では、大事なこと。
ということは、気持ちをわかってもらえないからといって、ゴリ押しの追撃LINEを送って話しをややこしくたり、ピーピー泣いて凹んだりしている場合じゃない。
あなたがそういう場面に直面したときに考えるべきは、今はわかってもえない現実を受け入れて、速やかに引き下がること。そして、あの人がこっちを向いてくれるタイミングを、ジッと爪と牙を研ぎながら待つことですよ。
お互いが違う方向を向いているときは、何を言おうが何をやろうがダメでしょ。でも、お互いが同じ方向を向くタイミングであれば、気持ちはあっさりわかってもらえるし、話しがトントン拍子で進んでいくことだってある。
昨日はタイミングが悪く、決裂してしまった商談も、今日になってまた話してみたら、あっさり契約になることがある。先週はタイミングが悪く。ご飯の誘いを断れたとしても、今週誘ってみたら、あっさりOKになることだってある。
タイミングに応じて、人は変わる。その場何を言われた、どんなふうに返されたか。そんなことでいちいち白黒はっきりさせなくていい。だってタイミングが悪かっただけなんだから。
<参考関連記事>
白黒つけないほうが、恋愛はうまくいく。焦らないで曖昧にしておけば、ご縁が結ばれる。
気持ちをわかってもらえないからといって、焦ったり慌てたりしなくていい。思いが伝わらないからといって、凹んで泣かなくてもいい。だって、それ、タイミングが悪かっただけのこと。あの人があっち向いてただけのことだから。
その場は静かに引いて、タイミングを見計らって再チャレンジすればいい。その時期まで、おとなしく耐えて待つくらいはしなさいよ。そうして機会が訪れたときであれば、あなたの気持ちはわかってもらえるし、思いが届くこともあるってもんですわ(^。^)y-.。o○