許せない人も許せないことも、許すと幸せになれる。自分を許せると、愛される。

許せない人も許せないことも、許すと幸せになれる。

物事の価値基準なんてのは、時代や社会背景によって変わるもの。そもそも普遍的な価値なんてものは、ないことはないが、考えてみてもそう多いものじゃない。

つまるところ物事の良し悪しに、絶対なんてものはほとんど無い。その場そのときその状況、時代や社会背景によって変動的。昔は善でも今は悪。あのときOKでも今はNG。その逆もしかり。

その場そのときその場にいた人にとって、良いか悪いかでしかない。そしてその基準は、その人のそのときの気分や感情、価値観に従ってのもの。

だからね、良いことも悪いことも本当は存在しない。その場そのときそこにいた人の心の状態が、良いか悪いかを決めているだけのこと。そこで何かが起こったとしたら、それはそこで何かが起こったという事実があるだけ。その良し悪しは誰かが後付けしただけ。

あなたが悪いことなんて何も起こっていないと思えば、あなたの世界の中では悪いことなど存在しない。起きていることは、すべてあなたにとって良いことしかないと思えば、あなたの世界の中では良いこと以外は何も起きていない。

僕が毎日無料配信している小川健次メールマガジンや、ＬＩＮＥのメッセージも、悪ふざけばかりの腹立たしいものだと思えばそうなるし、超絶オシャレでとってもクールと思えばそうなるはず。うん。多分。すべては心の影。

そうは言っても、生きてりゃ悪いことは起きるもの。それを良いことだと思えるような悟りの境地には、なかなか達することもできない。頭では理解しててもムカつくこともあれば、キレることもある。

でもね、考えてみれば、そういうあなたにとっての悪いことがあったから、その経験をしてきたから、今のあなたが、こうやって口半開きにしながらブログ読んでる余裕があるってことも事実。過去がどうであれ、その過去があって今があり、その今が未来につながっている。

あなたにとって過去の良いことも、悪いことも、素敵な愛をくれたあの人とのことも、あなたを捨てて逃げ出したあの野郎とのことも、すべてはあなたにとって価値ある経験。その経験があるから今がある。だから今、未来に幸福になれることに自信が持てる。

良いも悪いもない。それを決めてるのはあなたの心。だったら、過去はすべて今の未来にとっての大事なプロセス。未来に幸福を手に入れるために必要だった経験。そう割り切ってしまえばいい。

許せばいい。あなたにとって悪いことも、すべて今のあなたのためになっていることばかり。だったら、過去のあんなことや、昔のあんなヤツのことも許してしまえ。どうせ過去は変えられない。でもあなたが許せば、過去の意味づけと解釈は変えられる。余計な執着を手放せる。

許すことなく、ただただ過去に引きずられ、脳内補完された想像上の美しい思い出にだけ執着していれば、どんどん心の矢印は内に向かう。どうしても許せない、愛せないなら、その関係は終わりにしてしまえばいいだけのこと。

＜参考関連リンク＞
愛していないなら、別れればいい。愛されていないなら、関係を終わらせればいい。

心のどっかで、あいつがムカついて許せない。あのときのあの失敗が忘れられない。そうやって過去の出来事を否定的に意味づけて解釈をしているから、今前を向くことができなくなる。

そして、凹んで落ち込んでピーピー泣きながら、ネガティブな感情を増幅させる。今と未来のことより過去にばかりとらわれる。そんなことしてりゃ、そりゃもっとネガティブな出来事ばかりを引き寄せることになるってのも、ある意味では当たり前。

自分を許せると、愛される。

一生涯ではとても足りず、来世や再来世になってまでも恨み続けたいほどの憎悪なら、むしろそれはそれで、はっきりしていて清々しくさえある。でも、そこまで強烈な感情でもないなら、持ってても重荷になるだけ。許して肩からおろしてしまえば楽になる。

起こった出来事に良いも悪いもない。その意味づけと解釈はあなたの心次第で変えられる。

起こった事実は事実として受け入れる。ありのまま素直に受け容れた上で、その全てを肯定的に意味づけて解釈をすればいい。すべては今と未来のあなたにとって価値あること。今はそれがピンとこなくても、やがてそれを実感できるときがくる。それを信じろよ。

過去の出来事はもちろん、他人や自分に対しても寛容でいること。『許す』とは、寛容な心で事実を受け容れ、今と未来のために肯定的な意味づけと解釈をすること。

そもそも、誰かや何かに対して許せないと思うってことは、あなたが起こった過去のことや、あの人の言動に否定的な感情を抱くから。その意味づけと解釈をしているのはあなた自身。つまり、ホントに許せないのはあなた自身のこと。

そうして、過去の出来事やあの人に執着していることが、あなたが望みのものを引き寄せる上での障害になるだけでなく、むしろ望んだこととは違うことばかりが引き寄せる原因になっている。許さずにいるから否定的な感情が蓄積されて肥大化する。

それは直接的に実害を被ったということに限ったことじゃない。あなたが今思い通りにならないこと、今辛くてく苦しくて泣いていること、あなたの望みが叶わないこと。それらを心のどこかで、過去のあいつやあの出来事のせいにして執着しているから。

もういいでしょ。あのこともあの人も、すべて過ぎたこと。そしてその経験はすべてあなたの未来にとって必ず価値あることになる。許してしまえばいい。綺麗さっぱり水に流して、執着はすべて燃えないゴミにまとめて、集積所に出せばいい。

そしてあなた自身も許していい。あなたが反省すべきこともある、いまだ心残りのこともある。そして過去に執着して他人に否定的な感情を抱いてしまうことだってある。それもすべては今と未来のため。だからあなた自身のことも許していい。

あなたが、それらを心からホントに許すことができたとき、心はフラットになる。執着を手放すことができる。苦しいことやしんどいことがあったとしても、今と未来に目が向いた、心躍る日常をあなたは手に入れることができる。

つらいことやしんどいことがあったとき、心のどこかであいつが悪い、あの人だけは許せない、あのときの自分のミスが云々。そんなことに執着しない。そんなもんは許していい。許して執着を手放すから、別れた人との復縁を引き寄せることだって起こり得る。

＜参考関連記事＞
復縁への期待を手放すと、別れた彼を引き寄せる。復縁に執着すると、愛する人が遠ざかる。

過去は過去で今は今。僕たちは常に今この瞬間を生きている。過去に何があろうが、それは今のあなたが幸せになれない理由にはならない。ならば、過去の許せないことや、許せない人に執着していても時間とエネルギーの無駄。許してしまえば、心のスイッチは幸せに向かってONになる。

そもそも許せない恨みの感情は、暗いし楽しくもない。そんな思いを抱えていたら、幸せも愛する人も裸足で逃げだす。何より、過去の自分をいつまでも許せないでうつむいている人を、誰も愛そうなんて思わない。まずは自分のことを許せばいい。すると愛してくれる人を引き寄せるから(^。^)y-.。o○

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