最初の失敗で心が折れなければ、望みの結果が手に入る。他人の批判も恥ずかしい思いも、やり続ければ消えてなくなる。
■最初は誰もが初心者
何をやらせても、最初から最後まで、小奇麗にうまくこなせる人ってのはいるもんです。
初めてのことでも、ちょいちょいと要領を掴んで、ほいほいっとやり遂げる。特につまづくこともなく、周囲ともうまくやり、結果もそれなりに出してくる。
そういう天才めいた人ってのは確かにいる。でもそんな人はごくわずか。それにね、そこまでの人ってのは、ある意味で生まれながら持っている、センスみたいなもんですよ。僕らみたいな一般人が真似しようとしてもできないし、そうなろうと思ってもなれませんって。
たいがいの人は、どんなことでも、最初はうまくいかないもんです。それが初めて体験することならなおさらのこと、何のトラブルも何の失敗もなく、キレイにうまくやるなんてのは、運が超強力に味方をしてくれない限りは、無理でしょう。
ちなみに僕のこのブログも、毎日配信している無料の小川健次メールマガジンも、最初はまあいろいろあった。ここでは言えないようなこともいろいろあった。
初めて大勢の人前で話す。そりゃ緊張して、言いたいことの半分も言えないかもしれない。変なこと口走って、ひんしゅく買ったり笑われたりすることもあるかもしれない。だけども、それがイヤなら一生大勢の人前で話すことはできないでしょう。
新しくスポーツを始める。最初は体が思い通りに動かない。そりゃ見た目にも無様な姿かもしれない。でもそれがイヤなら、スポーツは始められませんよ。
確かに、やってる本人、当事者としては、笑われるのはイヤですよ、無様な姿を晒すのは屈辱かもしれない。でもそれって考えてみれば、誰もが通る道。何であれ、初めからうまくできる人などいない。最初は誰でも不恰好な姿をさらすもの。
それが仕事であろうが、夢や目標でも同じことでしょう。何かを成そうとするとき、その道で結果を出そうとするときってのは、スタート時点、つまり最初の初心者でいる時期のハードルが一番高い。それを乗り越えられるかどうか結果の成否を分けるもの。
だって最初が一番大変なんだもん。まるで思い通りに進まない。周囲は笑うしバカにする。多くの人はそこで心が折れる。その時点で投げ出して諦める。もう無理、やっぱ自分には合わない。だからもういい。もうやらない。それを乗り越えられるかどうかでしょ。
まあ、そういう意味では、何かを成そうとしている人を、笑ってバカにするような人との関係なんかは、断ってしまえばいいんですがね。
<参考過去記事>
成功したければ、成功している人と付き合おう。失敗したければ、失敗している人と付き合おう。
繰り返し言いますがね、初めてやること。新しくやろうと思うこと。それを全部うまくやれることのほうがないんです。それ当然だから。
だいたいね、どんなことでも、全部初めっからスマートにこなせるなんて、自分のことを思ってるなら、どんだけ勘違い野郎なんですか。どうせ最初はうまくいかない。みんな最初は初心者なんです。それは普通のことだから、そこで心折れてる場合じゃないっつーの。
■やれると決めたところまではやってみよう
同じ失敗をいつまでも繰り返して、進歩がないなら、そりゃまあいろいろアレですがね。でも最初は失敗したっていい。そこで反省して修正して、一歩づつ前に進む。だから結果がついてくる。だから初心者から中級者になり、そこから上級者に進んでいける。
街を走ってる、路上教習車を見て、ノロノロ走りやがって。ウザいわー。と舌打ちしているあなただって、教習所通ってたときはそう言われてた。ウザがられてた。それでも今は普通に運転してるでしょ。初心者の道は誰もが等しく通る道なんです。
いいじゃないですか。最初につまづいたって。初めてのことがうまくいかなかったって。そりゃ初めてとはいえ、失敗した責任を取らなきゃいけないこともあるでしょう。初心者だからといって、言い訳できないことだってある。
でもそれはそれ。そこは責任とって反省したら、視線は前え。いちいち立ち止まらなくていい。いちいち凹まなくてもいいですよ。それフツーのことなんだから。最初から全部が全部うまくいくほど、天才じゃないんです。だったら凡人なりに、ちゃんと前を向いてろよ。
確かにね、いくらやっても、初心者の枠から出れないこともあるでしょう。あらゆ手段を駆使し、達人に教えを乞い、全力を尽くしても、うまくいく気配がない。まるでダメ。そんときゃ綺麗さっぱり手放せばいい。人には向き不向きもある。
やるだけやってダメなら、それこそ別の道を考えればいい。ホントにやるだけやったのなら、納得感はあっても敗北感はないですよ。
それもしないで、ちょいちょいっと触ってみた、軽い気持ちでもやってみた。そこで失敗してつまづいた。それくらいのことで、いちいち辞めたり諦めたりしてたら、何やったって、進歩なんかしないでしょう。あれもこれも中途半端で時間の無駄。
むしろ最初から何もしないほうが、マシだったということになるだけでしょう。
人間関係や恋愛にしたって同じことですよ。ちょっとした会話のすれ違い、その場そのときちょっと噛み合わなかったくらいで、やっぱこの人無理、なんてやってたら、誰と出逢おうが同じことの繰り返し。儲かるのは結婚相談所だけですわ。
何であれ、あなたがやろうと決めたのなら、まずは力を尽くしてやり切ってみたらどうですか。周囲が何を言おうが知ったことか。ちょっとの失敗やつまづきなんかクソ食らえ。せめてここまでは、と決めたとこまではやり切ってみればいいじゃないですか。
見切りをどこでつけるのか。それは人と事案によるので、はっきりとはわかりませんよ。でもね、自分で決めたのなら、そこまでやって損はない。やり切れば仮に結果に結び付かなくても、その経験が最終的な結果のために、経験という貴重な財産になる。
<参考過去記事>
未来のあなたの期待に応えられるのは、今のあなた以外にいない。積み上げた経験は裏切らないから、自分を信じて行動しよう。
どうせ最初は初心者。どうせチャレンジ。最初っから大きな期待はしなくていい。どうせどっかでつまづくし、どうせどっかで失敗する。どっかの誰かが笑ってますよ。でもね、それ気にしなくていいんです。それが普通。みんな最初は初心者であり挑戦者。
挫けそうになっても、心折れそうになっても、まずはやれるとこまでやってみる。するとどっかで、急に視界が拓けてくるときがきますから(^。^)y-.。o○
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