自分を変える方法を考えると、うまくいかなくなる。自分を好きになると、仕事も恋愛もうまくいく。
自分を変える方法を考えると、うまくいかなくなる。
誰にでも色んな顔がある。会社で部下に見せる上司としての顔もあれば、家で夫として妻として見せる顔もある。
別にそれぞれが違う人間でもなければ、それぞれ作って演技しているワケでもない。人には時と場合に応じて使いわける、いろいろな顔がある。
誰の中にも、時と場面に応じた多面性がある。僕だって、毎朝配信している小川健次メールマガジンや、LINEのメッセージ、それにYouTubeの動画で見せてる顔と、それ以外の場面で見せてる顔は少なからず変わっている。
一人の人間の中には、いろんな顔が同居しているもの。そして、その場そのときその状況に応じて、最適だと思う顔を出しているだけ。そうやって適宜その場の空気に順応する。それが人としての、ある意味では本能であり、協調性を保つためのテクニックともいえるもの。
それは、その本人に限った話しじゃない。他人がそれを見たときの、見方や見え方によっても、違う人が見える。ある人から見れば極悪人。でもある人から見れば聖人君子。
本人の使い分け、そして他人がその人をどう見るかによって、その場そのときの、その人のパーソナリティは変わってしまう。
あの人が突然変わってしまった。まるで今までと違う人になっちゃった。と、思うことがあったとしても、別にホントに違う人になったワケじゃない。人はそんなにカンタンに変わるものじゃない。それ今までと同じ人だから。中身は変わっていないから。
違う人になったように見えても、違ってるのは、状況環境。そしてあなた自身の、その人への見方が変わっただけ。さらには、その本人の、あなたへの見せ方が変わっただけ。
あの人が突然感じ悪くなった。って、それはあの人にはもともと感じ悪い一面があったというだけ。これまでその側面があなたから見えなかっただけ。あの人が突然優しくなった。いや、だからあの人はもともと優しい。それをあなたに見せてなかっただけ。
人は変わらない。変わったように見えるだけ。生まれ持った才能には限界がある。安っぽい自己啓発屋が言うように、その限界を超えて、なりたい自分になんかなれない。要するに。なれる自分にしかなれない。それが現実。でもそれでいい。違う自分になれなくても、望みの結果は手に入る。
人の根本は変えられなくても、持ってるパーソナリティの見せ方、活かし方は変えられる。持ってるカードを取り替えることができなくても、カードの組み合わせ次第、活かし方次第でいくらだって勝負はできる。
その人が持っている根本的な気質から、人格改造なんてできやしない。僕の個別セッションでだって、そんなことは無理。僕ができることはその人の持ってるカードを、最良の使い方をして最高の結果を出すことくらい。
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あなたの中にも、色々な自分がいるはず。複数の顔があるはず。弱気な顔もあれば、強気の顔もある。心広い自分もいれば、ときにセコい顔が表に出てくることもある。それら複数をひっくるめた集合体として、あなたのパースナリティは形づくられている。
だから、自分という人の根本をどうこうしようとするよりも、あなたの持ってるいろんな顔、いろんなカードを、どう組み合わせるか、どこでどのカードをどう切るか、を考えたほうが話しは早い。だから欲しい結果が手に入る。
自分を好きになると、仕事も恋愛もうまくいく。
誰でも、生まれると同時に配られたカード、育つまでに配られたカードがある。それを今から総チェンジはできない。でもね、持ってるカードの組み合わせ方、切り方はいくらでも変えられる。それ次第でいくらでもチャンスはつくれる手にできる。
ならば、あなたにとってまず大事なことは、手元のカードの種類を把握すること。そして今のあなたの状況環境を理解すること。つまりは冷静かつ、客観的な自己分析。
今のあなたの置かれている状況環境、その場の展開や流れの中で、自分の手持ちのカードをどう組み合わせ、どう切ることが、望みの結果に近づくことになるのか。刻一刻と過行く時間の中で、どの選択がベストなのか。それを掌握するためには自分を知ること。
ハタから見て、どんなにうまくいってるように見える人だって、持ってるカードが最強なのかといえばそうじゃない。もちろん強いカードもあるにしても、弱いカードも持っている。
望んだ結果を手に入れられるのは、手持ちのカードのやりくりがうまいから。自分がどんなカードを持っていて、どんな組み合わせで、どう切ることがベストの結果になるのかを、ちゃんと考えてる。つまりは自分で自分の心を掌握している。
自分の心を掌握するために、弱い自分も強い自分も認めて受け入れる。ネガティブな自分を否定せず。弱い心も受け入れる。そんな自分もいるけども、その自分も活かすには、どんなカードを組み合わせるか。そんなことを冷静に考えられる。
決断を先延ばしにする、弱い自分の存在を認めるから、あえてすぐにやる。集中できない自分がいるのを知っているから、あえて気が散るものを周りにおかない。自分に対する傾向と対策を、バッチリこなす。
その逆に、望んだ結果が得られない人は、自分の手元のカードを把握してない。少しくらいマイナスなカードが手元にあっただけで、運が悪い。配られたカードのせいだ。と、今の自分を捨てて別の自分になりたがる。それやっている限りはずっと同じところの堂々巡り。
マイナスなカードを持っているのが、あなただけじゃない。俺の手元にもある。状況環境に応じて、工夫次第で活かせばいい。手持ちのカードの使い方次第で、いくらでも大貧民が大富豪を打倒できる。自分と向き合うこと。手元のカードを把握すること。
あなた本来が持っているパーソナリティの工夫一つで、人間関係も、恋愛結婚問題、仕事やその他のいろんな状況や環境も変えられる。これホント。あとは、その場に応じて適切な選択をすればいいだけ。
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付き合うか迷うときは、〇〇を基準に決めること。納得できる選択をする方法。
自分を変える方法を考えるほど、うまくいかなくなるのには理由がある。今の自分を嫌っても、新しい自分になんかなれやしない。むしろ、変われない自分にますますイライラするだけ。それより、今の自分をうまく使うことで、最高の結果を出すことを考えればいい。
今の自分の良いも悪いも、全部まとめて受け入れろ。ダメな人なんていない。自分の使い方がダメなだけ。ならば今の自分を受け入れて、好きな自分が活きる使い方をすればいい。それができれば、仕事だろうが恋愛だろうが、望んだとおりにうまくいくってもんよ(^。^)y-.。o○
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