彼に言えないと思うことも、言えば愛が深まることもある。ホントに言えないなら、誰にも言わずに墓場まで持っていけ。
■隠すより伝えるほうが、信頼される。
そこそこ長く生きてれば、誰にだっていろいろありますよ、自慢できるような成功体験もあれば、死ぬほど恥ずかしい黒歴史の失敗体験もあるでしょう。
過去の出来事に限らずとも、今抱えてるあれこれの問題もあるでしょうし、胸を張って言いたいこともありますよ。
まあ、全部が全部自慢できること。エラソーに自慢できることばかりなら、それがいいのかもしれませんがね。実際にはそうでもない。誰にだって、人には言いづらい恥ずかしいことの一つくらいはあるでしょう。
あなたにだって、ちょっと人には言えない黒歴史。今の時点で公には言いたくない、失敗の一つや二つはあるでしょう。他人に聞かれたら、ドン引きされてしまいそう。人格疑われてしまうかも。そう思うことはあるでしょう。そりゃ僕だって、小川健次メールマガジンで好き勝手言ってそうですが、公には言えないことはある。
他人に見せたくない自分の欠点、思い出したくないし知られたくない過去のこと。そのこと自体が悪いわけじゃない。そういうことは誰にでもある。あなたにもあるし僕にもある。
あ、でもセミナー後の懇親会では、結構いろいろ言ってますがね。まあ、あれはあれで酒の席ってことで。
言いたくないこと、知られたくないこと。それを誰にも見せず、誰にも知られずに墓場まで持って行けるならいいでしょう。誰も知らなければ何もないのと同じこと。でも実際には、日常のコミュニケーションの中で、中途半端に見せたり話したりしまうもの。だから話しがややこしくなる。事実と異なる理解をされて、誤解で溝ができる。
中途半端に自分のことを話すから、変な尾ひれがついて、完全なる誤解だけでイメージが作られる。
そうして変な噂が広まるし、そういう変な噂にされたくない。ましてや大切な人に誤解をされたくない。だからますます自分のことを話せなくなる。話さないなら、話さなきゃいいのに、中途半端に話すから、結局誤解される。変な噂になる。そんな悪循環になるんです。
だったら、そういう事態に陥る前に、最初から自分という人間をさらけ出してしまえばいい。たとえ自分にとってマイナスな要素でも、過去の暗い思い出でも、後で中途半端な憶測によって評価されたり、人伝に誤った情報聞かれるるくらいなら、自分で話せば説明できる。その場で自分で釈明できる。
本当に大切な人、信頼関係を築きたい人が相手だったらならなおさらのこと。そういう相手だからこそ隠すのではなく、むしろ伝える。大切で信頼したいと思うなら、こそこそしないで明け渡してしまえばいいんです。
<参考過去記事>
言葉にするから、潜在意識が望みの結果を引き寄せる。想いを口にするから、支えてくれる人が現れる。
あなた自身のネガティブなこと、ひょっとしたらマイナスに思われるであろうこと、隠しておきたいと思うことを、オープンにはしずらいかもしれない。でもね、だからこそ、言うなら言う、伝えるなら伝える。そこはっきりしておかないと、変な誤解になる。それが火種となって大火事になることがある。
ホントのホントに言いたくないことなら、絶対に言わないことですよ。その気配さえ感じさせない。どんなに親しい相手でさえ隠し通すことです。墓場まで持っていくんです。
■お互いで心をオープンにし合おう。
あなた自身のマイナスな要素が、なし崩し的に大切な人に伝わったり、中途半端に拡がったりすることが一番のリスクですよ。
正しくなかったり曲解された情報として、必要以上にネガティブになって伝われば目も当てられない。事実かどうかではなく、憶測に基づいた印象だけが広がってしまえば、それを収束させるのは大変ですよ。そうなるくらいなら、こそこそ隠していないで、最初っからあなた自身の言葉で表沙汰にすればいい。
そもそも、隠していたことが表沙汰になった場合は、驚かれたり、ドン引きされたりするものですが、自分からオープンにすることなら、人はそれほど興味を持たない。だから何? で話しは終わり。
有名人の交際相手がバレれれば大騒ぎになるのでしょうが、そもそも交際相手を公にいていれば、誰も興味を持たない。だってニュースバリューがないんだもん。
変に隠していることが、ひょんなことから公になり、尾ひれがついた噂として広がるから、それ聞かされた人は疑心暗鬼になる。あなたを誤解の目で見るんです。
でも、ちゃんと当事者の口から、説明されていれば、どこで何を聞こうが疑念は湧かないでしょ。疑念や不安を生むような、中途半端な形で伝わる前に、伝えるべき大切な人には、先に言っておいたほうがいいに決まってる。それは言っておいて損はないでしょ。
だいいち、良いも悪いも裏表もなく、自分のことを話してくれる人って、信用できるでしょ。少なくとも、あなたを騙したり裏切ったりするような、不安や心配はないでしょ。
言うまでもなく、ときと場所や相手構わず、とにかくベラベラ話せということではない。せめて大切な人、身近な人、信頼関係を深めたいと思っている人には、自分という人間のことを素直かつ正直に話しておいて損はない。良いことも悪いことも。誇れることも、恥ずかしい黒歴史も。
それによって、一時的にお互いの関係が微妙になることもあるでしょう。でもね、それを無関係な第三者から聞かされたら目も当てられない・それよりも、ホントのホントにお互いのためを思って、素直に自分のことを話せば、必ず理解し合えるもんですよ。あなたが誠意を込めて話せば納得してくれる。
<参考過去記事>
失う不安を手放すから、ご縁を引き寄せる。愛せるから、愛してくれる人と結ばれる。
そもそも、良いところも悪いところも、自慢できることも恥ずかしい失敗も、ちゃんとあなたが話した結果、それで嫌われるような関係なら、どうせ後になっても嫌われる。むしろ、その人がそんなことも受け入れられないような、器の小さいヤツだってことがわかって、良かったね。
あなたにも、あの人にも、僕にだっていろんな事情がある。良いも悪いも含めていろんなことがありますよ。それらをお互いが表に出し合えて、理解し合えたときに、本当の意味での信頼関係が結ばれるってものでしょう。お互いを許し、許される愛ある関係になるってもんですわ(^。^)y-.。o○
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