人間関係の不安と心配の火種は放置しとけば勝手に消える。自分で煽らないガソリン注がない
■火を大きくしてるのは誰でもない自分自身
ちょっとした行き違いで相手に対して不安になったり、気分が悪くなったりすると、その人との関係でのネガティブな面ばかりを思い出すもんです。
あの人のこういうところが好きじゃない、あいつはいつもこうだった、あのときだってそうだし、このまえもあんなこと言ってたし・・・。
どうでも良い小さなことまで思い出してイライラ増幅。
しかも自分の中で考え込むから、どんどん深みにはまって、あれもこれも全部が全部が悪く思えるようになってくる。
そして疑心暗鬼。不安が募ったあげくの果てには言わなくてもいいようなことを、黙っておけばいいようなことを、わざわざ相手に言ったり聞いたりして地雷爆発。目も当てられない大惨事。
ホントは最初は小さな小さな火種でしかないのに、放っておけば消えるような小さな小さな火種でしかないのに。
なぜか自分でガソリン注いで、自分でうちわで扇いで、自分で騒いで、自分ですべてを失うという文字通りの一人相撲。
あげくの果てには、これはすべてあいつのせい!どうしてくれるの!許さない!この人でなしめ!
なんだかわからないけど自分の中でムカつき放題。怒り放題。
図解にするとこんな感じ。
うん。こういう人おりますわ。ホントに。
もうね、ホントなにやってんだか。っつーかアホでしょ。
だから些細ないさかいがあったら、それはもう放置すべき。
放っておけば消えるような小さな火種。それに構うから火が大きくなって取り返しがつかなくなる。
相手が上司であれ部下であれ、家族であれ彼氏彼女であれ、同じこと。
小さないさかいや、ちょっとした感情のすれ違いくらいのことは、すぐ忘れる。そのことはもう考えない。
考えないようにするためには、とにかく何かやることです。止まっていると否定的な感情が増幅するだけ。
<参考過去記事>
立ち止まるから迷いが生まれる。迷ったときは今すぐやる。
■余計なことしなければやがて火は消える
そうこうしているうちに鎮火します。もともと火種は小さいんだから、自分か誰かがそれを大きな火にしようとしない限り、勝手に消えてなくなります。
たまに野次馬根性丸出しの人がやってきて、その小さな火種を煽ろうとしたりしてくることもありますが、それはガン無視。っつーかそもそもそんな野次馬野郎とは関わらない。
そしてその間は、関連することで相手に余計なことは言わないこと、しないこと。
感情が揺れているときに言う言葉や行動は、だいたいロクなことがない。まさにF1カーへの給油レベルの勢いで燃料注ぐハメになるだけですわ。
<参考過去記事>
言い返しても失うだけ。ときには黙って守ることも必要
とはいえ、一番はコミュニケーション上の行き違いがないように、お互いのことは伝え合うというのは大事っつーのは言うまでもありませんわな。
そして最後は信頼、信用すること。これに尽きるし、これしかない。
たとえコミュニケーション上での行き違いがあろうが、たとえ、コミュニケーションが疎遠になろうが、相手が自分を信じてくれていることを信じることです。
それで人に裏切られることもあるかもしれない。それもいい。その人と縁がないことがわかるんだし、それも大きな学びと経験。ちょっとは傷つくでしょうけど、そんなもんはかすり傷。
まあ人間関係の基本は信用と信頼ってことで、スタートはいつでもそこからしかありませんし。
というわけで、人間関係のことで心の中にくすぶる火種があったなら、それはもう放置。余計なことしなければやがて消える。余計なことして火をでっかくしないことですな。
もちろん、放っておくと大きくなる種類の火もあるので、それはそれで早めに対処ってことで(^。^)y-.。o○
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