返信がない理由を考えて、不安になると愛を失う。失う心配を手放すから、愛される。
返信がない理由を考えて、不安になると愛を失う。
冷静に考えてみれば、そんなに必要ではないものでも、手元から無くなってしまうとなんだか寂しい。だからできれば、手放すことなくそのまま持っていたい。
でもね、持っているものを守るってのも、実のところ結構エネルギーを使う。相応の維持コストが必要になる。だいいち、人が持てる量には限界だってある。
そうやって、持っているものを、守ることばかりに執着してエネルギーを使う、必死になる。すると、必然的に思考も感情も内向きになる。執着することだけが最優先事項となって、結果、何もできない。何も手に入れられなくなる。
特に大きいのが、あなた自身に向けられる、他者からの愛や好意。こればっかりは、絶対失いたくないと思いがち。だからそれを守ろうと必死になる。そのことばっかり考えて、とにかく執着を手放すことができない。
他人から向けられる愛や好意というやつは、誰にとっても重要なこと。ある意味では、最優先項目と言っていいかもしれない。愛や好意を向けてもらえるからこそ、頑張れるし、耐えられるということもある。
だからといって、その愛や好意を守ろうと執着していると、結果的に愛や好意を失うことだってある。それについては、僕が毎朝無料配信している小川健次メールマガジンや、LINEのメッセージ、そしてYouTubeの動画でもよく言っているので、併せて参照で。
どうも最近、あの人の気持ちが、私に向いていないようだ。ひょっとして私への気持ちが冷めているかもしれない。メールやLINEに返信ないし。電話にも出ない。その理由はよくわからないけど。このままじゃヤバい。このままだと、あの人を失う。
こうしているうちに、忘れられるし、嫌われる。ヤバいヤバい。どうしよう。守らないと。絶対失わないようにしないと。
そして不安と心配が爆発して、しつこい電話。長文のLINE連投。相手はびっくり。合わせてドン引き。あ、こいつ危ないかも。ちょっと離れておこうかな。
やがて気づいたときには、さようなら。なぜだか電話は着信拒否。LINEはすべてガン無視の既読スルーか、ブロックで未読。そこで自分の行為のアホさに気付いたところで、後の祭り。あとはピーピー泣いて、酒飲んで寝るしかなくなる。
そのくらいなら、まだ可愛いもんよ。さらにエスカレートすると、その人の気を引くために、わざとその人や自分を傷つけるようなこと言ってみたり、してみたり。自分で積み上げてきた社会的信用でさえ、ブチ壊しにするようなことまでする。
愛を失うんじゃないか。嫌われるんじゃないか。そうやって執着を手放すことができずにいると、不安や心配に心が支配され、冷静さを失う。でも本当はLINEの返信がこない理由は、そんなに悪いことじゃない。不安になるから、そんなこともわからない。
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LINEの返信がこない理由は、そんなに悪いことじゃない。不安や心配は、手放しても大丈夫。
愛されたいし、好意を向けられたい。認められたい。そう思うのは誰にとっても自然なこと。好き好んで嫌われたいと思うような、よっぽど変わった人でもなきゃ、誰だって同じように思う。同時に、その愛や好意は失いたくはない。
とはいえ。それを失うことばかりを考えていれば、不安や心配に心が支配されてしまう。ならば、まずは、今あなたに愛を注いでくれている人、好意を向けてくれる人のことを信じる。そして委ねる。それ以外にできることはない。
失う心配を手放すから、愛される。
愛されなくなる不安、認められなくなることへの心配、好意を失う恐怖は、ときに簡単に人の心を制御不可能にする。いつも冷静沈着でいる人でさえ、愛を失う不安に心が支配されてしまうと、あっさりと自分を見失い、よくわからない行動に走りだす。
なぜなら、心のどこかで信じ切れていないから。あの人が、あなたを愛し続けてくれるということを。あの人のあなたへの好意が、消えて無くなるなんてことはないってことを。
もちろん。人の心は変わるもの。昨日は好きと言ってくれてたあの人が、今日になったらあんた誰? そんなことは普通にある。あの人にその可能性はあるように、あなたにだってそうなる可能性はある。そりゃお互い様。
でもね、そんなのは心配したってしょうがない。だって心配したって、人の心は支配できない。どうにもできない。誰も他人の心は操れない。
ならば信じるしかない。まずは、あなたが心から信じなければ、相手も心から信じてくれない。信じないでいると、お互いの心の間にある小さな溝が、だんだん大きくなっていく。やがて悲劇を引き寄せることになる。
それにね、仮に特定の誰かからの愛を失ったことしても、あなたに注がれる愛が消えてなくなるわけじゃない。あなたは常に誰かに愛されてる。好意を向けられているし。認められている。ホントは何も失っていない。
だから執着は手放していい。そこで執着するからロクでもないこと言ったりやったりして、どうにかなる関係でさえ、どうにもならない関係にしてしまう。自分で自分が作ったものをぶち壊しにしてしまう。
メールやLINEの返信がない。電話に出てくれない。その理由をあれこれ考えてもしょうがない。だって本人じゃなきゃわからない。そこでいきなり、失うことへの不安ばかりを考えるから、よせばいいのに余計なことして、痛い思いをすることになる。
信じて委ねて手放せばいい。あなたのできることは、それだけ。それでホントに愛を失うことになったとしても、あなたが日頃注がれている大量の愛からみれば、そんなのはごくわずか。別にあの人からの愛がなくても困ることなんてない。
何より、あなた自身の愛を失う恐れというのは、満たされたいという想いの裏返しでしかない。それはつまり自分中心、自分のことだけ。そこに相手の都合や相手の想いは入ってない。だから結果的に愛が遠のく。
大丈夫。本当にご縁のある人となら、仮に別れることになったとしても、また出会えるし結ばれる。相手の気持ちを縛ることができない以上、執着は手放すしかない。するとホントに結ばれる。
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別れた大切な人でも、ご縁があればまた結ばれる。執着を手放すと、愛する人を引き寄せる。
失う不安に心を奪われるから、ホントに失うことになる。執着すればするほど、愛を注がれるどころか愛は遠のく。でもね、あの人からの愛を注がれなくなったからといっても、あなたに大勢から注がれる愛がなくなるわけじゃない。執着は手放して大丈夫。
信じる心の余裕があれば、あの人から愛を失うこともない。信じるからLINEの返信がない理由がどうの、電話がつながらない理由がどうの。そんな不安も手放せる。するともっと大きな愛が、あなたに引き寄せられるから(^。^)y-.。o○
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