この一年の結果はどうであれ、まずは今年一年を生き抜いた自分、今を生きている自分にお疲れ様と言ってあげよう。
■可能性の証明
この一年、望みどおりの結果となって万々歳の人もいるでしょう。望みの結果まであと一歩の人もいたかもしれない。もしくは遠く及ばず後悔ばかりの人もいる。
その内容がどうであれ、すべては過ぎ去った過去にすぎない。もう一度のやり直しは天地がひっくり返ったってできやしない。
過ぎたことについてあれこれ考えてもしょうがない。あれこれ考えてても明日はくるし、間もなく来年もやってくる。昨日までの結果が良かろうと悪かろうと、明日も来年もまた生きていく。
ならば、一年の最後のこの日に、一年を生き抜いてこれた自分、今この瞬間生きてる自分に一言くらい言ってもいいじゃない。お疲れさまと。
もちろん反省すべきは反省すべきだし、誇るべきは誇るべき。その上で、まずは生き抜けた自分自身にねぎらいの言葉の一言くらいかけてもいい。
しんどくて逃げ出したくなるようなこともあったかもしれない。これが何の役にたつのか、そう疑問に思って取り組まされたこともあるかもしれない。それでも生きて一年を過ごせた自分を認めてあげる。
もし思うような結果が出ていなかったとしたって、生きてりゃチャンスは必ずある。生きて腐らなければいくらでも機会は作れる。今この瞬間生きてるということは、そのチャンスを得る機会を持っているということ。
進もうとする道は険しいかもしれないし、我慢と忍耐を強いられる道かもしれない。それでも生きてる限りは目指すゴールに到達できる可能性は残されている。今この瞬間生きてるということは、可能性を失っていない証明ですよ。
人は誰だって死ぬんです。僕も死ぬしあなたも死ぬ。それが今日かもしれないし明日かもしれない。余命を宣告されている人もいるかもしれない。それでも生きてる間にできることはある。
その可能性を残して一年間を生き抜いて、一年の最後となる今日となる日を迎えられたことを喜ぶべきだし、そんな自分を今日くらいは、いたわったってあげたところでバチ当たらないでしょう。
■生きてるからこそ選択できる
とはいえ、いたわってばかりもいられないのが、これまた面白いところ。年末年始だからとボーっとしているうちに、時間は無慈悲かつ無情に過ぎていく。
なので自分をいたわりつつも、過ぎた一年の反省をして改善点は見出す。良い結果だったとしても、どうすればもっと良くなったかを考える。すべては明日以降の自分自身の未来のために。
過去は変えられなくとも、未来を過去以上にすることはできる。それは過去の経験を踏まえての自分自身の選択次第。そしてその選択も生きてるからこそできること。
乱暴な言い方で語弊があるのは承知の上ですが、なんだかんだで最後は生きたモン勝ちですよ。生きてるからこそ選択できるんです。
今苦境にあえいでいたとしても、今一人寂しさに押し潰されそうになっていたとしても、生きていればいくらでも可能性はあるんです。そういう意味では、やっぱ生きてるってすごい。そして一年間生き抜けたことってすごいですよ。
「一年間お疲れ様」
鏡の自分自身に一言そう声をかけてあげる。そして泣きたきゃ泣く。後悔したけりゃ後悔する。喜びたきゃ喜んで、この一年の疲れをドーンと吐き出しとく。それでスッキリしてハイ終わり。
あとは来年に向けてやるべきことをやる。それが年末だろうが正月だろうが関係ない。ボーっとしているうちにまた来年の暮れはやってくる。
そのときまた鏡の前で泣きたいか、それとも喜びたいか。その選択は自分自身。だからこそナポレオン・ヒル博士は言うんです。
Do it now ! (今すぐやれ!)
一年間お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
あなたとあなたのご家族、そしてあなたの大切な人たちが、幸福と健康に満ち溢れた、素晴らしい年をお迎えになられることを、心よりお祈り申し上げます。
小川 健次
来年も日本のどこかでお会いしましょう。
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