小川健次ブログ -BIG THINK

大きく考えれば、小さなことへの執着を手放し、幸福を引き寄せる。

本当に大切にしたいからこそ、距離を開けたほうがいいこともある。自分を見失っているときは、近くにいても傷つけ合うだけだから。

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本当に大切にしたいからこそ、距離を開けたほうがいいこともある。自分を見失っているときは、近くにいても傷つけ合うだけだから。

■乱れた心からは良い結果は生まれない

自分で自分の心をコントロールして、自分を見失うことのないようにしたいというのは、誰もが日頃から思うこと。

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日常の些細なことは華麗にスルーし、集中すべきときに集中し、リラックスするときはリラックス。そんなスイッチのON/OFFが自然に自分でできればそれがいい。


それでも現実には、日常の大きなあれこや小さなあれこれ。不安やストレスなどなどで、自分の心が思い通りにならないこともある。思ったとおりに自分が動いてくれないこともある。

後になって考えてみれば些細な出来事、どうでもいい他人の一言。そんなことで心に波風たって、自分を見失ってしまった経験の一度や二度くらいは、誰にでもある。

そりゃまあ人間だもの。いつでも鋼の心を維持できるかといえば、なかなかそうもいかないもんです。それでもブレない心をつくろうとする努力は続ける必要はありますがね。

だから別に心に波風立つのが悪いということじゃない。そうならない努力はすべきであっても、どこかで心が揺れたり波風立ったりすることはある。そもそもそういう感情がなきゃ面白くもないでしょう。

肝心なのは、その心に波風立ったり、心が揺れたときにでも、転覆したり漂流してしまったり、それこそ暴走したりすることがないようにすることですよ。何があっても切れないところは切れない。踏み越えちゃいけないところは踏み越えない。

ギリギリでも自分を絶対見失わない。あ、このままいくと切れてロクでもないことしてしまいそう。あ、この状態だと言わなくてもいいこと言って、大切なその人を深く傷つけてしまいそう。

頭のどこか遠くのほうで、警報は聞こえているはずなんです。これヤバいよ。危険だよ。そんな警報聞こえてきたら、少しばかり間を取るんです。

つまりは距離を開けること。物理的にはもちろんのこと、精神的にも、時間的にも。とにかくクールダウンするまでは、そのことから離れればいい。手を出そうとしても出せないくらい、何か言っても声が届かないくらい。とにかく離れる。

だって冷静じゃないんだもん。感情に流されそうになってるんだもん。そんなときに何をしようが何を言おうが、結果はロクなことにならないですよ。いずれ後悔することになっても後の祭り。

心に波風立ってるときってのは、後になって何でそんなことやったんだ?何でそんなこと言ったんだ?と自分自信でさえ、疑問に思うようなことを平気でやってしまったり、口にしてしまったりするもんでしょ。

それでも過ぎた時間は戻らない。覆水は盆に返らない。それで何かを失おうが、大切な人を傷つけようが、あのときは平常心じゃなかったなんて言い訳したって、誰も聞きやしませんよ。

まあ言ってしまえば、それも自分で捲いた種。すべては自分の心の状態とイメージが引き寄せだけでもありますが。

<参考過去記事>
心で描いたイメージが出会いを引き寄せる。出逢う人関わる人のすべては、心の状態を反映している。

だから自分の心が正常じゃないときは、大事なことから離れるんです。近づかないんです。失いたくないほど大事なものならなおさらですよ。

■距離を開けてクールダウンで問題解決

君子危うきに近寄らず。危うきは心に波風たったときの自分の言動ですよ。だからそういう自分は大事なものから隔離する。平常なときにまた近づけばいいだけなんだから。

些細な口論からイライラが募り、平常心を失ったときなんかはもう最悪。ただ相手を追い詰めることのみが目的化するから、本心では思っていなくても、相手が傷つくことやウザがることをつい口にする。

それに対する相手の返事は「二度と顔見せるな」の一言ですよ。一言あればまだいいほうで、最悪はフェードアウトで着信距離にLINEブロック。

それがあなたの本心であろうがなかろうが、平常心であろうが心に波風立ってようが、相手にとってみれば関係のないこと。そういうことを言われた、その事実のみが残るだけだから。

お互いにとってハッピーじゃないですよ。お互い胸糞悪いだけ、お互いに後悔しか残らないし、何だか納得いかない腑に落ちない。

あのときあんなこと言わなければ、ってそれ無理だから。何を言ったかなんて関係ない。そういう心の状態になってることを放置していた辞典で事故が起こる可能性はそもそも高かったんです。

だから上でも言ったように、イライラが募ってきた時点で、自分から距離を取れば良かったんです。つまりはもう会話を打ち切る、そして距離をとってクールダウンするしかないでしょ。

もちろん大事な話しで逃げずにガチンコで激論しなきゃいけないこともある。それはそれ。別に感情で相手を攻撃したり相手に攻撃されたりするわけじゃないなら、それはとことんやればいいだけのこと。

人間関係に限らずですがね。仕事であれプライベートであれ、自分でこれヤバいと警報聞こえたときには、ちょっと間を取る。距離を開けてクールダウンすることですよ。失いたくほど大事なものならなおさらのこと。

ちゃんと自分で自分の心にアンカー(錨)を落としておくんです。自分にとってもっとも大事なことは何か。絶対失いたくない守りたいものは何なのか。

<参考過去記事>
心にアンカー(錨)を落としておけば、波がきても風が吹いても流されず、ブレない自分でいられる。

なんとなく感じるイライラを解消したい、小さな自尊心を満たしたい。そんな感情レベルでの取るに足らない欲求を満たすことと、それよりもっと違う何か。自分にとってどっちが大事なのかをはっきりしておけばいいんです。

日常の些細な出来事の一つでも、ちょっと自分の心が乱れたときに放った一言、とった行動が原因で、大きなな損失を被ってたら、それこそ目も当てられないですよ。

心が乱れて警報が聞こえたら、まず距離を取る。余計ないことは言わない聞かない見ないこと。それだけで後悔することの数は減るってもんでしょうな(^。^)y-.。o○

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著者プロフィール

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株式会社リエゾンジャパン 代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。 国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。

主に、年間約1500名の女性をカウンセリング。恋愛とキャリアの両立のための、行動変容とメンタルサポートのためのコンサルティングが支持される。

同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。

引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業、電子コミックを中心としたマンガ事業など、心に思い描いたイメージを実現することで、多岐に渡る活動を展開。

オフィスは西新宿。住居は東京都杉並区と山梨県の富士山麓でデュアルライフ。

既婚。子供なし。保護犬二匹(トイプードル♂&マルプー♀)有り。

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