あなたは信じてもらえているから、不安に思わなくても大丈夫。あなたも相手を信じれば、お互いが心地良い関係になれる。
■あなたが思うほど相手は気にしてない
どんなに親しい人とであれ、大切な人とであれ、人と人との付き合いである以上、そこに少なからず諍いやトラブルのようなものはあるものですわ。
もちろん早いうちに鎮火しないと大事に至ることもありますが、実際のところは特段気にすることなくても、勝手にボヤレベルにさえ発展せずに、消えてなくなることばかり。
にも関わらず、なぜだか慌てて大騒ぎして、自分で火にガソリン注いでわざわざ大事にするから、話しがややこしくなるといもんですわ。
自分が諍いやトラブルに感じられても、相手にしてみりゃ「は?何のこった?」とまるで意にも介していないのに、何やら修復不能な事態にでも陥ったかのように大騒ぎ。でもそう思ってるのは自分だけ。実は勝手な一人相撲。
もちろん、その逆もある。自分は大したことないと思ってても、相手がそう思っていないこともある。だから状況に応じて、それは見極める必要はありますよ。
それでも実際には、自分がそうだと思っているほど、相手は気にしていないもの。勝手な不安と恐怖の思い込み。
そうやって状況を冷静に見ることなく、ただただ妄想だけを膨らませて不安をますます募らせる。だから相手とのやりとりがぎこちなくなる。自分の言葉で話せなくなる。
普段なら言わないような余計なこと言って、事態を無意味に混乱させる。結局大火事にまで発展させてしまって取り返しがつかなくなる。
相手はどうとも思っていないのに、他の人も何ら気にしていないのに、別にそれ放っておけば何も起こることなかったことなのに、自分で妄想して自分で余計なこと言って、自分で事態を混乱させる。そして最後は自己嫌悪。
あのね、他人はあなたが思っているほど、あなたとのやりとりの内容について覚えてませんよ。それこそ気にもしちゃいない。そこであなたにとっての失敗があったとしても、相手にしてみりゃどうでもいい話し。
それを相手が気にしてる、それで自分のことを悪く思ってる。そんなのは妄想。そこで感じる不安や心配なんて、すべては想像の産物でしかないんです。
ちょっと冷静に考えてみればいいじゃないですか。それでその人が傷つくようなことだったのか。誰かが傷ついたり、実害被っていることがあったのか。実際にはそんなことないでしょ。だから気にする必要なんてありませんよ。
それでも妄想が止まらないときは、あえて距離をとることで一度頭をクールダウンすればいいだけのこと。
<参考過去記事>
本当に大切にしたいからこそ、距離を開けたほうがいいこともある。自分を見失っているときは、近くにいても傷つけ合うだけだから。
自分が喧嘩やいさかいだと思っていることでも、相手は何とも思っていないことなんてよくある話し。というよりそれ以前に覚えてないし気にもしてない。そんなことに妄想膨らませて不安と心配抱え込んでるなんてバカバカしいにもほどがある。
だから気にしなくていいんです。こっちも忘れてしまえばいいんです。そうすりゃ無駄に余計な気を遣うこともないし、疲れることもない。自然に相手とこれまでどおり接することができるでしょ。
■信じるから心地よくなる
距離を開けようが、気にするのをやめようが、それでもやっぱりモヤモヤして気がおさまらない。それなら妄想が膨らむ前に相手に確認すればいいだけのこと。
自分はこういうこと言ったけど気にしてる?自分のこういうことについて気分を悪くしている?おこなの?ストレートですがそれが一番話しが早い。
そして謝りたければ謝ればいい。相手が気にしてなくても、何のことだかわかってなくても、自分がそれで納得してスッキリするならそれでいい。そうすりゃその件はそこで終わり。それ以上余計に妄想膨らむこともない。
気になる感情がおさまらないのに、そのまま放置で時間が経つと、妄想がどんどん膨らむだけのこと。いよいよ自制が効かなくなって、そのうち自爆テロでもしかねない。だったら早めにすっきりさせてしまえばいいんです。これ基本。
相手が気にしてない。おこじゃない。それがわかればそれでいい。それ以上は余計なことはしなくていい。不安も恐れもスッキリ解消。そこでまたこれまでどおりの関係を続ければいいだけじゃないですか。
まあ、何よりも一番なのは相手を心から信じることですよ。この人は自分を信じてくれている。そう信じる。その相互の信頼関係があれば、小さなことで波風なんか立ちませんから。
些細な失敗や、小さないざこざくらいで、自分を嫌いになったりしないはず。たとえ誤解があっても必ず最後は信じてくれるし気持ちはわかってくれるはず。そういう器の人だ。自分はそういう器の人と関わっている。そう信じれば不安になんかならない。
<参考過去記事>
他人の言葉から自由になると、心がスッと軽くなる。他人の言葉に縛られていると、不安とストレスに心が支配される。
もちろん自分のことも信じるんです。中途半端な誤解で信用を失うような、そんな半端な付き合い方はしていない。自分は人から信じてもらえるに足ることしかやっていないと。
最後の最後はどこまで自分と相手を信じることができるか。そこだけのことですよ。信じていれば些細なトラブルなんか決裂の原因にならない。むしろお互いの関係をより強固にするための材料ですよ。
相手を失うことを恐れるのではなく、相手に嫌われることに不安を感じるのではなく、相手との信頼をどう深めるかについて意識を向ければいいんです。そうすりゃ疑心暗鬼とは無縁になるから。
まあときに波風立ったほうが面白くはありますが、たてる必要のない波風をたてて、しかもそれを自分で大きくして不安になってばかりじゃ、お互いが疲れるだけのこと。誰もハッピーにはなりませんよ。
ならば細かいことは気にしない、どうせ相手も気にしてないんだから。そうするとすべてが自然で心地よい関係が築けるってことですわな(^。^)y-.。o○