マンネリな関係でも、悪くない理由。本当の愛は、その一歩先にある。
マンネリな関係でも、悪くない理由。
どんな結果であろうとも、必ず原因はある。たとえ原因不明だとしても、ゼロから何も生まれない以上、原因はどこかにある。
そして原因と結果の距離は近いこともあれば、ずいぶんと遠いことだってある。すぐに結果が出ず、それでも同じことを繰り返していればマンネリ感で、やる気が無くなることもある。
リモコンのスイッチ押せばテレビが点く。アクセル踏めば車が動く。原因と結果が近距離にある場合もあれば、初夏の田植えして秋に稲刈りということもある。10年前に仕込んだ酒が今飲めるということだってある。
僕が毎朝無料で配信している小川健次メールマガジンや、毎朝一言のLINEのメッセージ、それにYouTubeの動画にしたって、今は意味がわからなくても、どっかのタイミングで腑に落ちることだってある。
ホントはどんなことでも、原因と結果が近いほうがいいのかもしれない。その日に撒いた種が夕方には花が咲く。今日仕込んだ仕事の結果が明日には出る。それくらいレスポンスが早ければ、精神衛生上も楽かもしれない。
待つことなくすぐに結果が出るならば、うまくいくかどうか、良い結果が出るかどうか、と、不安や心配を抱く必要も、同じことへのマンネリ感だってなくなるというもの。
でも現実には、原因から結果までの距離は近くない場合がほとんど。それも、何かコトを成そうとすれば、その結果が出るまでには、相応の時間がかかる。
結果が出るまでに時間がかかる。しかも結果にどれくらい近づいているかが、目には見えないことだったり、数値にして表せないことだったりすると、あれこれ余計な妄想が膨らんで、不安ばかりが大きくなる。目の前のことがマンネリに見えてくる。
望んだ結果に対して、どの程度の距離を歩いただろう、あとどれくらいの程度なのか。彼との心の距離はどこまで縮まったのか。目には見えない、数値で表せられない。だから不安が募る。だからこのまま進んでいいのかどうか不安になる。自信が持てなくなる。
最終的に望みの結果を手に入れる人と、そうでない人、ご縁が結ばれる人と、切れてしまう人の違いは、そこで諦めて投げ出すかどうかの違い。マンネリ感を乗り越えて、できるところまで、力尽くせるところまで、心折れずに進み続けられるか。その違い。
あなた自身のこれまでのことを振り返って考えてみればいい。
今になって思えば、あのとき続けておけば良かった。あそこで投げ出さなければ良かった。なんであのとき辞めてしまったのか。そう思うことの一つや二つある。コトを成す人とそうじゃない人の違いなんて、そこでの選択の違いでしかない。
もちろん、あきらめず投げ出さず、前進を続けていれば、心折れそうになることもあるだろうし、困難に直面することだってある。でもそれでも心折れずにいれば、彼の無意識の行動に変化が起こることだってある。
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ホントの意味での困難ってのは、結果は出ないけど失敗もしてないとき。壁もなければ障害もないとき。結果に向かって前進しているのに、どこから何のリアクションもないし抵抗もない。
立ち向かっている実感がないから居心地悪い。歩いている感触がないので逆に不安に思う。あれ? これでいいの? そういうときこそ危険信号。要注意。まさにあなたの本気が試されているとき。
本当の愛は、その一歩先にある。
何かに取り組み始めるとき、一番エネルギーが掛かるのがスタート期ってのは当たり前。
最初だからうまくいかないことはたくさんある。彼と気持ちが通じ合わなかったり、コミュニケーションのエラーが起きたり、大小たくさんの壁にぶち当たる。その困難を乗り越えるんだから、最初はそりゃエネルギーかかる。
一方で、その困難そのものや、困難を乗り越えること自体が、結果に向かって前進できている実感でもある。困難があり、乗り越える、そして、彼との心の距離が近づいてきている実感を全身で感じる。
そうして、スタート期にいくつかの山を乗り越えると、しばらくは安定期として平坦な道になる。あれやこれやの課題や問題は、スタート期のエネルギーである程度は片付いた。ややマンネリ感も感じ始める。ここからが本番。
慣れてきた分、スタート時のようなワクワク感は消えてなくなっている。はっきりとした変化や成果も、目に見えずらくなってくる。それでも、彼とは適度な緊張感や距離感は保たなければ、あっという間に愛も信頼も消え失せる。
お互いがどんどん好きになっていっているという、わかりやすい感情の変化が減少する。だから本当は愛されていないんじゃないか。これ以上は、関係が深まることなく、堂々巡りになっているんじゃないか。そんなマンネリ感が漂いはじめる。
そうなってきたときこそ、あなたの真価が問われているとき。あなたの愛が試されているとき。これ以上ワクワクもドキドキもしないからといって、彼に対して適当な接し方をするのか、引き続き愛を注ぎ続けるのか。
目には見えていなくても、やり続けていれば結果に近づいているということを。愛は注ぎ続ければ積み上がっているということを。
マンネリ感が生まれ、彼との関係に大きな進展や変化が見えなくなったからといって、不安にならなくていい。それがどんなことであれ、仕事や恋愛での成果はもちろん、欲しい結果は、マンネリ感を乗り越えた先にある。今すぐは無理でも、やがては結ばれるご縁はある。
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今だから、結ばれるご縁はある。過去への執着を手放すと、愛する人と結ばれる。
彼との関係がマンネリになったり、閉塞感が生まれることになったりしても、悪いわけじゃない。むしろ、その関係を続けたほうがいい。その時期に心折れなければ、目には見えなくても愛は積み上がっているのだから。
お互いの関係に進展がないように感じることがあっても、それ錯覚。そこで投げ出さず、適度な距離感と緊張感を維持しながら、頑張れるところまで頑張ってみればいい。自分を信じて、さらにもう一歩先まで進むことができるから、本当の愛が手に入れられるってことっすな(^。^)y-.。o○