結婚したいのに、できない理由は○○がないから。結婚相手とのご縁は、〇〇が引き寄せる。
見ているものはまったく同じ。起こっている出来事も同じ。それでも、そのときその瞬間の感情によって、その見え方や感じ方はまるで違う。
大切な人と3つ星レストランで食事をすれば、そりゃ料理も美味いと思う。でも最悪な人と、同じレストランで食事をすれば、味なんかどうでもいいから早く帰りたいと思うもの。
僕が毎朝無料配信している小川健次メールマガジンや、LINEのメッセージ、そしてYouTubeの動画でも、同じ話しなのに、今観たり読んだりすると納得できるけど、あのときは、こいつは何て不愉快なこと言うヤツなんだ、と思うことももよくある話し。
ってことは、それが別の人同士であれば、なおさら見えるものは違うのは当然。まった同じ時間、同じ場所で同じものを見ているのに、全然違うものを見ているなんてのは、よくあること。
同じ人間でさえ、その場そのとき、その状況に基づく、感情によってモノの見え方や感じ方が違う。同じものでも違うものに見える。結婚できない人は、それが許容できない。寛容になれない。
芸術性の高い絵画を鑑賞して、心に何かが突き刺さるような感動を覚える人もいるし、なんだこの中学生の落書きは。と思う人だっている。
その良し悪しは別にどうでもいい。人にはそれぞ世界観や価値観がある。そしてその場そのときの感情がある。それによって時間や空間を共有していたとしても、感覚が共有できないことなんてのは、日常的にどんな場面でもある。
あなたからしてみれば、何でもっと私のこと見てくれないの。なんでもっと私を気遣ってくれないの。彼にそう感じることもある。
でもね、その人の基準でみてみれば、あなたのことしか見てないし、あなたをいつも最優先に考えてる。常にあなたに気遣い、あなたのことを一番大切に考えてる。なのに、あなたにはそれが伝わらなくてもどかしい。と、考えているかもしれないでしょ。
だから別にどっちが悪いもない。ちょいとした価値観のすれ違いなだけ。どうってことない。そこでピーピーと大騒ぎするから、話しがややこしくなる。寛容になれずに、結婚のチャンスを逃すことになる。
とはいえ、すれ違いも積み重なるようであれば、それはお互いの間に大きな溝をつくる原因になることもある。まあ、でも、そこは試練と思えばいいだけ。そんな価値観や世界観の違いごときで、壊れてしまうような関係なら、もともと縁がなかっただけ。
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別れた大切な人でも、ご縁があればまた結ばれる。執着を手放すと、愛する人を引き寄せる。
親兄弟であろうが、夫婦であろうが、どんなに近くて親しい関係だろうが、あなたとあの人は違う。持ってる価値観や世界観は違う。同じものと見ても、その見方た感じ方はまるで違う。100人いれば100とおり。みんな違ってみんないい。
ちょっと考えてみれば当たり前。でも当たり前のことだけに、ついうっかり忘れてしまう。特に結婚相手や新しい出会いを探していると、つい自分と価値観が完全一致する相手を探したがる。一致しない人に寛容になれなくなる。だから、せっかく出逢っても、違いを受け入れられずさようなら。
結婚相手とのご縁は、〇〇が引き寄せる。
社会道徳の範囲であれば、個人間に違いはあるにせよ、それはあくまでも世界観や価値観の違いであって、良し悪しじゃない。もちろん優劣でもない。
だから、理をもって解いたところで無駄。要するに喧嘩しても無駄。だって白黒つく話しじゃない。お互いがその違いを受け容れ合うことよ。寛容になって違いを違いと認めて、それも含めたすべてが、その人であるという前提で関わることでしか、解決できない。
なのに、相手の考えが自分と違うからといって、頭ごなしに否定する。ガラガラとすぐシャッター閉じる。そりゃ誰も入ってこれないでしょう。にも関わらず、出会がないと、一人ボヤいて酒飲みながら、ただ歳だけ重ねて、気づいたときにはいろいろヤバい状況になる。
私が期待したとおりの回答をくれない。やってほしいことをしてくれない。これもやってくれないし、あれもしてくれない。
まあ相手にしてみればね、力を尽くしてあなたのためにと、いろいろやったり言ったりした結果、そんな態度でも取られりゃ、ムカつかれるだけ。なにこのバカ女。手前ぇのことしか考えてねーじゃんか。ウザいし面倒。間違っても結婚したくない。と、悪いけど俺でも思う。
あのね、それがどんなに近い相手であれ、他人はあなたじゃないでしょ。親子であったとしても子は親のコピーじゃない。あなたはあなたで他人は他人。あなたにあなたの価値観や世界観があるように、あの人にも価値観や世界観がある。だからそこにズレがあるのは当然なんです。
そのズレのない、完璧に一致した人なんてのはいやしない。そんな人を探したところで未来永劫見つからないから。いや、仮に見つかったとしても、そんなすべてが一致している人なんかと関係深めたところで、学びも刺激もないし面白みもないわ。
だから、あなたが結婚したいと思ったときにすべきは、価値感の違いにイラついたり、そこでシャッターを閉じることではなく、まずは違いを認めること。つまりは寛容になること。
逆の立場で考えてみればいい。あなたの価値観や世界観を、他人に否定されればムカつくだろうし、相手の価値観を押し付けらればイラつくもの。
その一方で、あなたの価値観や世界観を認めてくれる。たとえその人から見たときに、価値観や世界観に違いがあっても、寛容にその違いも認めてあなたという人を受け入れてくれる人には、心を許したくなる。むしろこちらが近づきたくなるで。
違いを認めて受け入れる。それはお互いさまなんです。あなたが人に寛容さを求めるならば、まずはあなたが寛容さを持つことですよ。本当に愛しているなら、寛容になれるし、本当に愛されているなら寛容になってもらえる。傷つくようなことはされない。
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本当に愛されているなら、傷つくことはされない。本当に愛しているなら、傷つけることはしない。
結婚したいのに、できない理由はカンタンなこと。男も女も結婚できない多くの人には、共通することがある。その問題点に気づき、修正することをあなたができるかどうか。些細なことに執着せずに、彼との全体としての幸福の総和を求めることができるかどうか。
人と人、男と女の関係に正確な答えはない。だからこそ、些細なことに目くじらをたてて、相手との関係をおかしくするようなことはしないこと。本当の意味での愛と信頼をつくれる、結婚相手とのご縁は、小さなことに執着しない心の持ちぬ主だけが、引き寄せるってことですわな
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