図解あり/感情をコントロールできれば、潜在意識は力を発揮する。感情を無理に抑えつけようとすれば、感情に飲みこまれる。
■押さえても暴発して大惨事
湧き上がる感情を、無理して押さえ込もうとしても、それはなかなか難しい。
悟りでも開いてりゃ、そもそも感情に揺さぶられることもないんでしょうが、普通はそうはいかないものでしょう。
だからムカついて切れそうなときに、感情的になるのは止めて落ち着こうとしてみても、頭で理解しているほどに心は落ち着かないもんですよ。
つらくて悲しいときに、こんなときほど笑っていようと言ってみたところで、ひきつった笑い顔の自分を鏡で見て、ますます悲しくなるだけでしょ。
もちろん否定的な感情なんざ無いほうがいいのが当たり前。常に積極的な感情に満たされているのが望ましい。とはいえ、そうもいかないが現実でしょう。人間だもの。
だからと言って、感情のおもむくままに思考して、感情のおもむくままに行動して許されるは、年端もいかないちびっ子くらいなもんですわ。
しかし、感情は言うほど制御できるものでもない。特に抑えつけることは無理。だって感情が生まれるのは自然現象なんだもん。無理して抑えつければストレスになる。やがて暴発して大惨事。
なので、まずは認めることですよ。自分の内に沸き起こる感情を。それが否定的なものであれなんであれ、そういう感情が沸き起こっている自分の心の状態を認める。
<参考過去記事>
図解あり/起こった事実は変えられないが、起こった事実の意味と解釈は自由に変えられる。
まず前提がずれていると、その後が噛み合わなくなる。だから自分の心にある感情を認めるところから。
■感情を認めれば潜在意識は力を発揮する
その上で、その感情が向かうべきエネルギーの方向性を考えればいいじゃないですか。それを強引に押さえつけるのではなく、言ってみれば流れの方向を変えてあげる。
激しく揺れ動く自分の感情を、無理して押さえつけない。
つまりは
ということですわ。
とにかく自分を見失わないで、自分を俯瞰できるもう一人の自分で、否定的な感情のエネルギーの行く方向を肯定的な方向へ変えてあげる。
押さえつけようとすれば、行き場を失った否定的な感情に逆に飲みこまれる。
あの人のことですっごく頭にきた。そのエネルギーを自分の目標の達成に向かわせる。最初は目標達成してぎゃふんと言わせる、そんな動機でもいいですよ。それでホントに目標達成できる頃には、ムカついた感情も消えてるから。
ひっどい目に遭遇して泣きたくなる。その悲しみのエネルギーを自己の課題解決に向かわせる。そんな思いを二度としないために、こんちくしょーパワーを炸裂させれば、やがて悲しんでた自分とさようなら。
<参考過去記事>
痛みを知れば人にやさしくなれる。痛みを重ねれば痛みに耐えられる強さが身につく。
消極的な感情だろうが、積極的な感情だろうが、生まれてきるのは自分の心。それを否定するのは自分を否定することですよ。そしてそれは、潜在意識への消極的なプログラミングを施していることにほかならない。
逆に自分の感情を認め、エネルギーの向かう方向性を示せれば、潜在意識はその方向に向かって力を発揮するように働くものですわ。
だから感情は押さえつけるのではなく、向かうべきエネルギーの方向を変えることに注力してみてはどうでしょう。
往々にして結果を残している人というのは、感情が豊かでありながら、そのエネルギーの向かうべき方向をしっかりと定めている人だったりしますしね(^。^)y-.。o○
11月の大阪と東京の予定や、12月の予定など、いくつか追加しました。
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