去る者は追ったところで逃げられる。来る者を受け容れるイメージをすれば最高の出逢いが生まれる
■追うだけ疲れる
人間関係なんてのは、いつどうなるかわからない。
一生の愛を神様仏様人様の前で誓っておきながら、その数年後には離婚協議のドロ試合、なんてのはよくあることで、人との関係ってのはホントわからない。
もちろん、ありゃすぐダメになるだろうなんて、予想のできることもありますが、それはそれで慎重を期せばいいだけのこと。
とはいえ慎重を期したところで、わからないから人間関係おもしろい。
男女間の話しに限らず、固い信頼で結ばれたビジネスパートナー同士が、その翌年にはいがみ合い潰しあいの、敵同士になることだってありますわ。
その人の本質に変化はないとしても、人は環境や状況等に応じて、学ぶし気付くし、考えることで変わっていくものです。
あるタイミングで気が合うことがあっても、あるタイミングでは気が合わなくなる。
昔は仲良くて一緒に酒飲んだけど、今は別に会うのも面倒だしなあ。そう思う相手の一人や二人は誰だっているでしょう。
だから突然相手が離れていっても気にしないことです。追ってもしょうがない。むしろウザがられて逃げられるだけです。
別にあなたの人格否定して嫌いになったわけじゃないんです。ただ状況に応じて考え方が変わって、あなたと一緒にいることに価値を見出せなくなっただけなんです。
追っても無駄。追うだけ疲れる。
以下の図解のように辛うじて話し合うことができたところで、お互い言わなくてもいいこと言い合って、無駄に傷つけ合うだけです。それで結局二度と会いたくなくなるだけ。
今去ったとしても、いずれまたタイミングが合うことがあるかもしれない。お互い尊重し合えれば、また一緒に何かできるかもしれない。それでいいじゃないですか。
いちおう言っておくと、これは男女の話に限ったことではありません。ビジネスでの取引、営業活動でも同じこと。
■イメージすると待ち人は来る
別れがあれば出逢いもある。
好むと好まざるとに関わらず、僕たちは誰かとの関わりなしには生きていくことはできないんです。
目の前の人だけがすべてじゃない。その取引先だけが絶対じゃない。
どうせ誰かと出逢うんです。どうせどっかと取引するんです。誰かと関わる。新しい出逢いは否応なく必ず訪れる。
誰だって今日までその繰り返しでやってきてるんです。前も今回もその次も、またその次も、別れもあれば出逢いもある。その繰り返しですよ。
だから、エネルギーを向けるべきは、新しい出逢い。新しい関係。新しい取引。
そのときその瞬間に心が最高の状態になるよう考えればいい。
去った人との過去に固執するのではなく、これから来る人、出逢う人と良い関係を築くことができるイメージを描くことに集中するんです。
<参考過去記事>
理想どおりの相手なんていなくても、理想どおりの付き合い方はできる
もちろん去った人のことを無理して忘れる必要もないでしょう。
またいつか関わることを期待してもいいし、憎いあんちくしょーとして恨みパワーに転換したって構わない。どっちにしたって、とりあえず今は縁が無いと割り切るんです。どうせ今は会わない会えない。それでいい。
そして酒飲んで泣いて寝る。翌朝目が覚めたら次の出逢いへGO!
それでいいし、それしかない。
すっきりしたら次の出逢いのときのイメージを描く。
心を落ちつけて、そのイメージ鮮明に描けるようになってくると、最高の出逢いが自然と生まれるもんですわ(^。^)y-.。o○
去り際を美しくして、新しい出逢いの機会を増やす方法はこちらで。
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