相手も同じだと思うからストレスになる。みんな違うことを認めればストレスから解放される。
■誰もが自分の世界観の中で生きている
世の中なんて筋の通らないことだらけ。それが当たり前だしフツーでしょ。その前提で考えてりゃ、いちいち小さなことで一喜一憂したりすことなんてありませんわ。
そもそも筋なんてのは、その人の勝手な世界の中のことで、その尺度だけを基準に考えなきゃならない理由は誰にもないでしょう。
みんながみんなあなたと同じ基準で考えているわけじゃない。あなたと同じ世界観を共有しているわけじゃない。
こういう風に言ったらこうしてくれるのは当然でしょ。いや、それ当然じゃないから。あなたにとっての当然かもしれないが、相手にとってはそんなの知ったことじゃない。
言うまでもなく、いわゆる社会規範や、一般道徳というレベルの話しじゃありません。それはそれで必要なことだが、それはそれこれはこれ。
まあでも社会規範だの一般道徳なんてのも時代や社会情勢によって変わるもんだから、それを出してきて鬼の首でも取ったかのように他人にあれこれ言うのも、まあ考えもんですがね。
だから相手の反応が自分の期待どおりじゃなかったとしても、それでいちいち落ち込んだりイライラしたりしないことですよ。そもそも持ってる世界観が違うんです。
まあ、違うなりに折り合いつければいいでしょう。世界観が違っていても共有できるところはある。コミュニケーションで価値観の齟齬が埋まることもある。理解し合えないとしても折り合いは付けられることはある。
もちろんこのブログの内容だって、基本的には僕の世界観でできている。それがあなたの世界観とは違うことで拒否反応出るならそれはしょうがない。
それでもどっかで折り合い付けられそうなら付ければいいし、付かないようならさようなら。ただそれだけでしょう。
自分の世界と合わないから、それは筋が通らない。自分の世界観と異なることに遭遇するのは許せない。それはそれでストレス溜まる一方ですわ。
そこを中途半端なコミュニケーションテクニックとやらで、どうにかしようとしたところで、気休めくらいにしかなりませんよ。
<参考過去記事>
図解あり/コミュニケーション・テクニックなんて役にたつわけないでしょ
そもそも違う。そもそも異なる。だからそもそも世の中なんて、不条理で筋が通らないことばっかり。
別に変な風に達観する必要はありませんし、これも程度の問題ですが、そのくらい開き直ってしまう余裕を持てればいろいろ楽でしょう。
■違う世界の中でわかりあえる部分を探す
みんな違ってみんないい。それがムカつくときもある。が、それも含めて受け容れる。まあ話はそれからってことっすな。
そりゃイライラする気持ちもわかりますよ。
こっちはこれこれこーいう理屈でこうなんです。と丁寧に筋道立てて話しても、なんだかよくわからない理不尽な論理でそれを一蹴されりゃ、僕でもキレそうになるかもしれない。っつーか普通にキレる。
とはいえ、それでホントにキレたらあまりに生産的じゃなさすぎる。
だからまずは一呼吸置いて自省することです。勝手に自分の世界を相手に押しつけていなかったか。相手の世界観に基づいて考えたときに、それでも相手の反応は許すことができないものだったのか。
そして自分は相手の世界観を理解しようとしていたか。
まあ詰まるところ人間関係なんてのは、それぞれが違う世界観を持った人たち同士が、うまい具合にすり合わせできるポイントを見つけ合ってうまくやっていくもんですからねえ。
それに何より、お互いがちゃんと自分の世界観を持って、それぞれ主体性を発揮できていれば、それは結果的にはお互いにとってプラスになることだし。
<参考過去記事>
図解あり/お互いが主体性を発揮する緊張感ある関係だからこそ価値がある
つまりは最初からお互いが違うということを前提においておけば、こちらが理不尽で不条理だと思うような反応されても、どうということはありませんってことですな。
相手はあなたの世界に合わせてくれるわけじゃない。相手は相手の世界観で対応しているだけだから。それを理解して、その中でわかりあえるポイントを探すことができれば、ストレスからは解放されるってことですわ(^。^)y-.。o○
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