恋愛はうまくやろうとしないから、うまくいく。ご縁は、計算外のところで結ばれる。
ご縁は、計算外のところで結ばれる。
あなたも僕もあの人も、みんないろいろ忙しい。ましてや時間は有限。人は死ぬまでしか生きられない。だから時間は大事にしたいし、無駄なことはせずに、うまくやりたい。
それは時間に限ったことじゃない。心にも体にも、余計な負担はかけたくない。恋愛でもかけるコストは最小に、得られるメリットは最大に。そうしたいのは誰もが同じ。
そのためにも、今の時点で意味や意味があると思えないこと、効率が悪いと思うものは、バッサバッサと断ち切って、ゴールまでの最短距離を、効率良く進みたいと思うもの。
もちろん、明らかに無意味で無価値、どっからどう見ても無駄なことなら、それでいい。僕も、僕が毎朝無料で配信している小川健次メールマガジンや、LINEのメッセージ、そしてYouTubeの動画で、無意味で無価値なものは、今すぐ山の向こうに投げ捨てろ、と言ってるように。
でもね、何でもかんでも、無駄に見えるからといって、バッサバッサと切っていいかといえば、実のところそうじゃない。それどころか、よくよく見てみたら、無意味で無価値どころか、大事な意味と価値のあることだってある。
特に男と女の関係、恋愛における、愛や信頼を深めていくプロセスってのは、そんなに効率化できることじゃない。パッと見で無駄で無意味に思えるような、どうでもよさげなやりとりの積み重ねが、お互いの愛と信頼を深めていくのだから。
今のあなたにとっては、あまり直接的なメリットのないようなことでも、実は重大な意味と価値があることがある。それを、今の時点でメリットがない無駄なこと、と切って捨ててしまうから、後でピーピーと泣くハメになる。
効率だけが大事なら、LINEに用件だけ打って、それで送信してしまえばそれで終わり。それ以外のことは、無駄で無意味のことにも思えることもある。でも現実にはそうじゃないし、それじゃうまくいかないでしょ。
そこに相手への気遣いの言葉を一言入れてみる。または、電話もプラスして補足で一言伝えてみる。それ自体は、今のあなたにとっては、すぐにメリットのあることじゃないかもしれない。今すぐ価値を生まない非効率なことかもしれない。
そもそも、男と女なんて、それぞれ生き方や考え方が違うもの。効率よく、うまくいく恋愛関係を作る方法なんてのは無い。お互いで愛や信頼を積み上げていくには、一見すると、無駄で遠回りに見えることでも、積み上げていくしかない以上、それをやるしかない。
他人に本当の気持ちをわかってもらえるためには、簡単な方法はない。好きな人を振り向かせるのに、小手先でどうこうしようなんて思っている時点でダメでしょ。ますは信じて委ねて明け渡せ。
<参考関連記事>
信じて委ねて明け渡すと、愛が深まる。疑念と不安を抱くと、愛が遠ざかる
人の気持ち、異性の思いは、数値で測ることはできないし、理屈で割り切れるものじゃない。意味があるか無いか、価値があるか無いかなんて、今の時点でわからない。ならば、無駄かどうか、効率が良いか悪いかなんて考えなくていい。
そして、一見すると無駄に思えること、無意味に思えるようなことの中にこそ、愛と信頼の種が埋まっていることがある。ご縁は計算外のところで結ばれる。その場の効率だけ考えていれば、それを見つけることも、育てていくことだって、できやしないでしょ。
恋愛はうまくやろうとしないから、うまくいく。
人の感情なんて非効率的で非論理的。そしてそれが2人分。しかも男と女。それはもう完全に複雑系の世界。そこにはゴールまでの最短距離は存在しないし、そもそもゴールがどこだかも良くわからない。何が無駄で何が有意義かもわからない。
それでも、はっきりとしていることはある。それは、人は愛されていること、信頼されていることを実感すると、嬉しいし、愛してくれる人、信頼してくれている人に、同様の感情を抱くということ。
そしてそれは、日常の小さなことや、その場では深い意味のないようなことでもいいということ。ささやかな気遣い。ちょっとした優しさ。その積み重ね。
もちろん、それ自体が今何かを生むかといえば、そうではないかもしれない。用件を伝えたりする上では、直接関係のないことなのかもしれないし、目の前のプロジェクトの中の出来事としては、意味も価値もないことなのかもしれない。
僕たちは誰であれ、愛や信頼の深さを、数字で測ってるわけじゃない。効率よくうまくいく方法が云々より、よくわからない「情」が積み上がっていった結果として、愛や信頼の実感なわけでしょ。なら、それを積み上げろってことよ。
簡単な話し。2社の取引先。A社とB社。それぞれの条件は同じ。でも、A社は事務的に見積もり出してくるだけ。B社は見積書に、担当者からあなたへの手書きのメッセージ付き。条件同じなら、どっちに発注したいか、ってこと。
理屈や効率を考えれば、人と人、男と女の関係、恋愛なんて、短期的には無駄で無意味。非効率に思えることがいくらでもある。でも、男と女の関係ってそういうもん。
うまくやろうとせず、無意味、非効率に見えることでも、淡々と続けていくから恋愛はうまくいく。逆に、それを端折って、手短に効率よく、そしてすぐに最大の成果を得るために、うまくやろうとするから、結果何も手に入らないどころか、失うことさえある。
あなたが、あの人との恋愛関係がうまくいっていたときのことを、思い出してみればいい。
うまくいってたときは、つまらない小手先で、効率よくあの人をどうこうしようなんて思わなかったでしょ。今思えば無駄と思えることも、うまくやろうとせず、気持ちの赴くままにさんざん手間をかけてたでしょ。だからあの人もあなたに手間をかけてくれて、お互いがうまくいってたんでしょ。
ケチで欲張りにならないことよ。目先の損得にとらわれず、大切な人のために手間をかけることを躊躇わないことよ。期待への執着を手放して、それがあなたには無駄に思えることでも、あの人のためになることならやればいい。
<参考関連記事>
執着を手放すと、愛と幸せを引き寄せる理由。不安から自由になると、大切な人と結ばれる。
恋愛も人間関係も、うまくやろうとしないから、うまくいく。非効率で無駄で無意味と思えることでも、あの人への思いに素直になって、あの人のために力を注ぐことに手間を惜しまないから、あの人とあなたの間の愛と信頼が深まる。
目先の損得に執着して、近道を計算したところで、結果遠回りになるだけのこと。ご縁はいつも、計算外のところで結ばれる。余計なことを考えず、手間を惜しまず、結果に執着しないであの人のために愛を注げば、愛と信頼が深まるってもんですわな(^。^)y-.。o○
恋愛をうまくやるための、個別セッション
■無料メールマガジンでは、さらに言いたい放題のぶっちゃけ話し
■公式LINEでは一言メッセージ配信中