他人のことをあなたが決めることなどできない。手放して委ねれば信頼が深まる。
■相手のことを決めつけてもお互い苦しいだけ
どんなに身近な相手であろうと、どんなにお互い信頼し合えている相手であろうと、他人のことを第三者が決めることなんてできませんわ。
あれこれ干渉してみたり、いろんな批判をしてみたりはできるでしょう。それが影響を与えることにはなっても、最後の最後で決めるのは本人以外の誰でもない。
他人の言葉が気に入らない。自分の思ったとおりに動いてくれない。自分の期待どおりの答えをくれない。そう思ってストレス感じたところで無駄なだけ。他人は他人。よそはよそ。うちはうち。
逆の立場で考えてみれば同じこと。相手がどう思おうが、どんな期待をされようが、自分は自分。自分の考えに基づいて自分の判断でやってるだけのこと。具体的な迷惑でもかけてなきゃいろいろ言われる筋合いはない。
食事に誘った相手が、それを受け容れようが拒もうが相手の自由。その判断をとやかく言われること自体が不条理ですよ。
未成年ならいざ知らず、それなりに人生経験積んできた大人であれば、誰だって自分で決められる。もちろん意見としては聞いてもらっていいでしょう。それでも決めるのは本人ですよ。
なのに、勝手に憶測だけであの人はこうだ。あの人にとってはこれがベスト。あの人の考え方はこうだ。そんな思いこみと先入観で人に接するから、話がすれ違う。噛み合わなくなる。
最悪なのは、何も伝えていないのに、この人は断ってくるだろう。この人は嫌がるだろうと決めつけて、言いたいことも言えず、伝えたいことも伝えられないことですわ。
だから、それを断るか受け容れるのか決めるのは、あんたじゃないでしょ。勝手に決めつけるなっつーの。
<参考過去記事>
決めるのはあんたじゃない。割り切ればストレスもなくなる。
先に勝手に相手の判断を決めつける。だから無駄に期待をしてガックリするし、言うべきことを言えない。言えても消極的な言い方だから結局否定的な回答をもらうことになる。
他人のことを決めつけるクセを無くすだけで、人間関係のストレスなんてほとんど無くなるもんですわ。
■信じれば信じてもらえる
言ってみればおごりでしょう。自分はその人のことを理解している。自分はその人のことまで決めていい。そんな考えが心のどこかにあるんじゃないですか。
そうじゃなければ、何も相手のことなどわかっちゃいないくせに、自分が傷つきたくないために自分の言い訳にしているか。そのどちらか。
いずれにしても、この手のパターンは相手に気を遣っているようにみせて、実は自分に気を遣っているだけ。つまりは相手都合じゃなく自己都合。
まずは相手を信用することです。信じて委ねる。そしてその相手の決断を尊重すればいい。そう思えれば言いたいことも言えるし伝えられることも伝えられますよ。
誰だって思っているほど、他人のことなんかわかっちゃいない。だったら勝手に決めつけないで、まずは信じて手放す。そして委ねることです。本当に信じていれば、どんな決断をされたって受け入れられるもんです。
そしてこちらが信じるからこそ相手も信じてくれるもの。信じてくれるから、委ねたことを結果はどうあれ真剣に受け止めて考えてくれる。
その積み重ねで信頼関係が築かれる。
もちろん信じてもらうためにも、日常的に自分という人間のパーソナリティについてはちゃんと伝えておくということが前提として必要ですがね。
<参考過去記事>
図解あり/人間関係で誤解が生じるのは、自分で自分のことを正しく伝える努力を惜しむから。
まずは他人は他人として尊重することですよ。それがどんなに身近な相手であっても、その人はその人。意見は意見として言えばいいだけ。でも勝手に決めつけないし決められない。信じていれば大丈夫。
信じて手放して委ねてみる。どうせ他人のことは決められない。そう思って委ねてみるだけでお互いの関係性の深まりを感じることができるものですよ(^。^)y-.。o○
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