自己肯定感を高める方法。他人の評価に右往左往せず、正しいセルフイメージを描こう。
正しいセルフイメージを描こう
無人島で暮らしてるわけでもなければ、人は必ず自分以外の誰かと接する。ときどき、数日誰とも話さなかった。なんてことはあっても、一生涯に渡って、誰とも関りを持たないなんてことはない。
家族を含め、職場の同僚、コンビニの店員や、電車で向かいに座った人。それこそ、今まさにネットを介して、あなたと僕との間にだって、関わりが生まれてる。
そして、人と接している以上は、誰であれ自分以外の人から、自分がどう思われているのかが、少なからず気になるもの。
生まれながらにして持っている容姿。服装や髪形、化粧などのセンス。そして性格や人間性などの内面のことまで。異性のパートナーとして、仕事仲間として、それぞれの立場によって自分がどう見られ、どう評価されているのかについてを、まるで気にしない人などいない。
僕も毎朝無料配信している小川健次メールマガジンや、LINEのメッセージで、調子こいて好き勝手に言いたい放題やってはいますが、自分がどう見られているかを、気にしていないと言えば嘘になる。これでも、少しは気にしてるんです。
だって、自分がどう評価されるかで、自分という人間がどんな人間かが、自分で客観的にわかるような気がするでしょ。自分という人間のイメージが、なんとなく自分自身でも、見えてくる気がするじゃないですか。
とはいえ、人ってのは自分以外の誰かに対して、その場の気分で感じた、勝手なイメージでその人を評価してしまうもの。そのイメージを基準に、この人ってこういう人よね、という評価をしているんです。あなただって誰かを評価するときは、そんな漠然としたイメージを基に評価するでしょう。
つまり、それってのは、その評価する人の視点で見た気分、その人の主観にしかすぎない。その人がその人の立場、その人の価値観でそう感じているということだけのこと。要するにその人の世界では、そう見えるだけ。あなたのすべてを理解した上で、そう評価しているわけじゃない。
要するに他人からの印象や評価なんてのは、その人から見えればそう見える。ってだけの薄ぼんやりとしたものなんです。大した根拠も、客観的な数値で示せるものでもない。ということは、それについて、あなたが気にする必要なんか、まったくないってこと。
言うまでもありませんが、単純な数値結果で示せるものについての評価は、また別の話しですよ。数値結果については、揺らぎようもぼんやりしようもないでしょ。出た結果がそのまま評価なんだから。
そういう数値評価の場面ってことでもない限り、人が人を評価するときってのは、その多くが薄ぼんやりしていて、移ろいやすいものなんです。ならば、大事なことは、あなたがどう思っているかですよ。愛されているかどうかじゃなくて、愛されていると思えるかどうか。
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そういう意味でも、他人があなたに対して、あなたの評価をあれこれ言っても、それほど真に受ける必要なんてないんです。だって、あなたのパーソナリティの全てを、そうそう把握なんてできませんよ。ごく一面だけの印象で、あなたの人となりについて、勝手に言ってるだけなんだから。
まあ、それ聞いて、参考になると思えること、役に立つと思うことなら役立てればいい。そうでもなきゃ、あ、この人にはそう見えてるのね。くらいでいいんです。
自己肯定感を高めたいなら
他人からの評価なんてのは、気にしなくていい。もちろんTPOはわきまえる必要があるでしょう。就職の面接行けば、それなりに好印象を抱いてもらわなきゃ困るし、取引先の前で、誤解されるようなことを、わざわざ言ったりやったりする必要もない。
それでも、最後の最後、一番大事なのは、なんとなくの印象で言ってるだけの、他人からの評価じゃないでしょ。あなたがあなた自身をどうイメージしているか。あなたがあなた自身を、どのように評価しているかということですよ。
誰であれ、人は自分がイメージしたとおりの、自分になる。自分が評価したとおりの、自分になるんです。というより、そうにしかならない。
自己評価が低ければ、セルフイメージも低くなる。だから思考と行動に自信がなくなる。そして結果も、思い通りにいかなくなる。自己肯定感がどんどん下がっていく。逆に自己評価が高ければ、セルフイメージも高くなる。だから思考と行動に自信が持てる。自己肯定感も高まって結果も自然についてくる。
繰り返し言いますが、他人からの評価なんてのは、あなたの一面に対しての、その場での思い付きレベルの戯言と同じですよ。適当に流しておいていい話し。
にも関わらず、真に受ける。しかもネガティブな評価に限って、やたらと気にする。私はそういう人だったんだ。私はこういうところがあるんだ。あの人にそう思われる私はダメなんだ。やっぱりそうだ。だからうまくいかない。
そうやって、自己嫌悪に陥りながら、自分で自分の潜在意識に、自分はダメな人なんだと言い聞かせる。そして自己評価を決定づける。セルフイメージが固定化される。自己肯定感が低くなる。そしてホントにそういう人になる。ウソみたいなホントの話し。
だから他人からの評価のうち、ネガティブなものはこの際スルーでいいじゃないですか。上でも言ったように、それを改善することでもっと良くなる。そのための具体的な方法がある。そう建設的に考えられる要素があるなら、活かせばいいだけ。そうでなければ華麗にスルー。
あなたのセルフイメージを下げるような、他人からのろくでもない評価は、気にしなくていい。それはその人がそう言ってるだけだから。そんなの気にしてると、あなたのセルフイメージがそこに引きずられるだけだから。聞くだけ有害。自己肯定感も下がるだけですよ。
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あの人にこう評価された。あの人にこう言われた。そんなことを気にしないでいれば、あなたは自由に自分のセルフイメージを形づくれる。他人からの評価よりも、自分を正しく評価することに、思考の軸足を移せるようになる。だから自信も抱ける。自己肯定感も高まっていく。
それにね、いちいちあなたに、思い付きで否定的なこと言う人の言葉に、耳を傾けるのも疲れるでしょ。だったらあなたを伸ばしてくれるような、価値ある評価の仕方をしてくれる人の言葉に、耳を傾けたほうが、よっぽど有意義ってもんですわな(^。^)y-.。o○